2020年3月より京急「新逗子」駅が「逗子・葉山」駅に変更になりました。あまり知られていませんが、実は電車なら品川駅から1時間もしないで逗子・葉山駅に着いてしまうのです。
今回はそんな逗子・葉山で開催される魅力的なイベントについて紹介。どれも逗子・葉山らしいおすすめのイベントばかりです!*個人的なおすすめランキングとなっていますので、ご了承ください。
逗子・葉山エリアで行っておきたいイベントランキング
1位、逗子流鏑馬・子ども武者行列
例年11月中旬の日曜日に逗子海岸で逗子流鏑馬と子ども武者行列が開催されます。(※2020~2022年は開催されず、2023年以降開催されるかどうかは逗子海岸流鏑馬・武者行列facebookでご確認ください)
流鏑馬は全国各地で行われていますが、逗子流鏑馬はその中でも珍しく、海岸で開催される絵巻のように美しい流鏑馬。源頼家が流鏑馬に似た「笠懸」を行った場所が逗子海岸ではないかと言われており、歴史の一幕を再現させているかのようなイベントになっています!
射手が衣装を身にまとい、馬を砂浜に走らせながら海側に矢を放つ雄姿は圧巻。海側は太陽光が波に映って光っており、射手が的を狙いにくいコンディションになるにも関わらず、わざわざこの場所を選んで開催してくれているのが素晴らしいです。
流鏑馬は子ども武者行列の後に開催されます。有料席もありますが、立ち見でもよければ砂浜から見ることが可能ですよ。逗子海岸はJR「逗子」駅、京急「逗子・葉山」駅から歩いて数分です。
2位、逗子海岸映画祭
毎年ゴールデンウィークの時期になると、夜にビーチで逗子海岸映画祭が開催されます。毎日違うコンテンツが上映され、昼は海岸でスケートランプが設置されていたり、ライブやワークショップが開催。
波の音を聞きながら日が暮れるのを待ち、砂浜に浮かび上がる大きなスクリーンを見上げるのはとても幻想的!暗くなるとライトアップされるメリーゴーラウンドや露店の灯りが、映画祭の気分をより一層盛り上げます。
観客と一緒に盛り上がって、驚いたり笑ったりする空気が楽しいイベント!夏には海水浴客で賑わっている逗子海岸の、少し違う一面が見られるのも魅力的。夜にはとても冷え込むので、ダウンジャケットのような厚手の上着が必要です。
こちらも逗子海岸で開催されるので、JR「逗子」駅、京急「逗子・葉山」駅から歩いて数分です。
3位、逗子海岸海開き・海水浴シーズン
逗子海岸海開きは湘南エリアで最も早い6月最終週に開催。海開き式は平日かつ梅雨のシーズンが多いため地元民のためのイベントとなりますが、神事などの後にカウントダウンで子ども達がいっせいに海に走っていく様子などが見られます。
海開きと同時に逗子海岸には逗子海岸ウォーターパークがオープン!すべり台などで子供も大人も楽しめる海上アスレチックになっています。
大人向けの逗子海岸での遊び方は、SUP、シーカヤックです。逗子海岸は遠浅で、三方が陸に囲まれているのでわりと波が穏やかというコンディションのため、初心者が挑戦しやすいビーチ。
少し慣れてこれば、森戸海岸まで目指して漕いでいくこともできます。波が穏やかなので、SUP経験者はSUPに乗ってヨガのポーズをとるというSUPヨガに挑戦してみてはいかが?
釣りが好きな人は、カヤックやSUPに乗ってフィッシングという体験もできます。逗子海岸付近にスクールやレンタル店が集まっているので、予約をしてから行ってみてくださいね。
逗子海岸ではウインドサーフィンをしている人の姿も見かけます。2021年からは水圧で空を飛ぶ体験ができるアクアボード体験も開催されています!
4位、葉山芸術祭
葉山芸術祭は4月末から5月中旬という長い間、葉山エリア一帯というかなりの広範囲で催されるアートイベントです。
葉山芸術祭の面白い点は、逗子&葉山の神社や古民家など風情のあるところで開催されるところ。数えきれないくらいの催し物が至る所で開催されているので、全部を周ろうなんてことはまずムリ!
アート作品だけではなく、食をテーマにしたものもあり、気軽に参加できるようなプログラムも多いです。
2022年は記念すべき30年目の30回目。初めてという方におすすめなのは、棚田のようなつくりが面白い森山神社で開催される「青空アート市」。賑わう様子を眺めながら屋台村でなにかつまんだり、クラフトやアート作品の個性豊かなブースを眺めたりできますよ。
毎年、開催される内容は変わるので、詳細については葉山芸術祭オフィシャルサイトでご確認ください。
5位、逗子花火大会&葉山海岸花火大会
砂浜に腰を下ろして見られる海辺の花火大会。花火があがった真下の海面に光が照らされる様子も絵になりますよね。
しばらく開催されていませんでしたが、2022年は7月下旬に葉山海岸花火大会が開催。そして2023年は逗子花火大会も4年ぶりに開催される予定です!
どちらも平日に開催されるので、パニックになるほど混雑しないことが魅力。(もちろん通常よりはかなり混雑しているんですけどね)
葉山海岸花火大会は森戸海岸・一色海岸がメイン会場となるので、駅から歩くには遠く、逗子駅や逗子・葉山駅からバスで行く必要があります。
逗子は5月下旬でかなり季節を先取りしている感じもあり、そういうところもこれから来る夏を感じられてうれしいところ。ただ梅雨シーズンでもあるので、天候にはかなり左右されるので注意です!
6位、Night WAVE & Zushi Beach Candle
2022年10月末の週末、数年ぶりに逗子海岸で開催されたNight WAVE-光の波プロジェクト- & Zushi Beach Candle。
Night WAVEというのは波打ち際に青い光をあてることで、まるで青い波が打ち寄せるようなイベント。
日の入りまでフラのステージなどがあり、みんなでカウントダウンして青いライトが波にあてられます。まだ太陽の光がわかるうちは「青…かな?」というくらいですが、日が暮れて闇が深まってくるごとに青い光が際立ちますよ。
2022年には初日の土曜日だけキャンドルナイト“Zushi Beach Candle(逗子ビーチキャンドル)”が同時開催されました。
ちょうど時期的にハロウィンも近いので、海辺に魔法がかかったような雰囲気になり、子供達も大はしゃぎ。
ドハデなパフォーマンスなどはないですが、幻想的な世界観が楽しめる逗子らしいイベントです!
7位、逗子クリスマスマーケット
毎年、12月初旬ごろの週末に開催される「逗子クリスマスマーケット」。海辺近くに佇む大名屋敷のような門が目印の古民家スタジオ「黒門カルチャーくらぶ」で開催されます。
なんとも逗子らしいイベントで、ハンドメイド雑貨やワークショップ、食べ物などのお店が、文字通り所せましと民家の中や庭でオープンし、サンタライブなどのパフォーマンスも楽しめます。
2017年頃から始まり、決して大規模ではないのですが、人情味あふれた心温まるイベント。逗子海岸に近いので、観光・散歩がてら寄ってみるのにおすすめなマーケットです。 開催については、逗子クリスマスマーケットのfacebookで確認してくださいね。
8位、葉山マーケット 日曜朝市
年末年始を除いた毎週日曜の朝に開催されている朝市。葉山の海に面した白い洋館「レストラン ラ・マーレ」の奥で開催されています。
新鮮な地元の魚介類や野菜が、わりとお値打ちな値段で売られているのに加え、朝食になるようなフードメニューも充実。朝市で活気づいた港を見ながら朝食が食べられます。
港の一角で開催されているので、全て見て歩くのにそんなに時間もかかりません。ただ売り切れ次第終了なので、お目当てのものがある人は早めに行くべし!特に日陰茶屋系列のラ・マーレ・ド・チャヤは朝市で安く販売されているものも多く、それ目当てで行かれる方も多いですよ。
開催については、葉山マーケット 日曜朝市のfacebookで確認してくださいね。
逗子・葉山というと車でないと行きづらそうなイメージがありますが、逗子エリアで行われているイベントは公共交通機関だけで気軽に行けるところが便利です。
逗子・葉山エリアはオーシャンビューのロケーションに、地元の海鮮食材を使ったイタリアン、フレンチといった料理が楽しめるレストランが多いので、以下のグルメ情報も参考にしてみてくださいね。
逗子・葉山といえば、逗子海岸、森戸神社(森戸大明神)、神奈川県立近代美術館葉山館など海辺の景勝地も多く、御用邸があることでも知られる都心に近い観光スポット。今回は逗子・葉山でロケーションも料理も満足度の高いレストラン・カフェを紹介します![…]