Holiday Talkではこれまでバブル時代から令和までブームになったスイーツや、2000年代から浸透してきたパンの種類について振り返ってきました。
今回は2024年に流行りのスイーツ予想/これから流行るスイーツ候補をあげていきたいと思います。
タピオカ・マリトッツォの次に流行るスイーツ、皆さんもぜひ予測しながら読んでみてください!
2024流行予想のスイーツ/ネクストブレイクで注目されているスイーツ
こちらの記事では、既にヒット/トレンドとなっているスイーツも含め、これからバズるかもしれないものや、今はレアだけど一般的に浸透していきそうな可能性が期待できるスイーツを中心に紹介していきます!
新鋭スイーツは全体的に価格高騰もあってキビしい時期ではありますが、日々の疲れを癒してくれて胸がトキめくスイーツに期待したいところですね。
2024年は全く新しいものというよりかは、従来のものに海外要素や、ほかのスイーツとのハイブリッドになっている「進化系」に注目しています!
猫プリン
SNSで話題となった「猫プリン」。こちらは食べるというより、鑑賞することが一番の目的で、お皿を揺らしてプルプルしている姿に癒されるためのものです!
型を購入すれば好きなテイスト・色にゼラチンを混ぜて冷やし固めるだけなので、お家でも簡単に食べられますよ。顔はチョコとかわざわざ用意しなくても、黒ゴマでいけるお手軽なところも魅力。
プリンというより、パンナコッタみたいな感じになります。食べる前に渾身のプルプル動画を撮っておいてくださいね。
進化系いちごあめ・タンフル
いちご飴というと屋台で売られているりんご飴から派生したものというイメージですが、タンフルは韓国発のフルーツ飴。
「進化系」&「タンフル」は、従来のものからコーティング部分が薄くなり、食べやすくなっています。最近ではぶどうをはじめとした他のフルーツも見かけますね。
既に映えるワンハンドスイーツとしてZ世代を中心に人気ですが、フルーツが凍っているものもあるので、夏にもっと流行るのでは?と注目されています。
なぜ女子を中心に人気になったのかというと、とにかく写真に映える“赤”で、顔のそばで撮るとわかりやすく盛れるビジュアル。
そう、かわいくておいしいは正義なんです!
ネオ和菓子
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ビジュアルで惹きつけるSNS時代に合わせて、伝統をキープしつつ、新食感・レアな組み合わせの「ネオ和菓子」が人気となっています。
老舗が洋テイストを意識した斬新な和菓子に挑戦したみたり、洋なものが抹茶や小豆などの和テイストを取り入れてみたりという動きが活発化。
フルーツ大福やフラワーおはぎなどがハシリとなり、定番となってきたものも多いです!
ニューヨークロール/切り株クロワッサン
ジワジワ人気を博しているのが、切り株の断面を思わせるクロワッサン。
朝食の定番でもあるクロワッサンですが、注目なのが中にクリームが入っていたり、チョココーティングされていたりするような、見た目もかわいいサクサクスイーツです。
ニューヨーク発祥で、シュプリームクロワッサン、クロワッサンロール、シュプリームロール…などなど、いろんな呼ばれ方があります。
お店ごとに呼び方が違いますが、総称としてキャッチーに「切り株クロワッサン」「ニューヨークロール」と呼ばれていく感じですね。SNS用に、立てて撮影するのがポイントです!
揚げサンド
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いま注目されている「揚げサンド」は、揚げた食パンがフルーツサンドになったものや、食事系のサンドイッチになったもの。
カロリーがすごく気になるところなのですが、揚げサンド専門店のAge.3(アゲサン)では、クリームに工夫がされていて、カロリー控えめで食べられます。
萌え段も狙えるので、特に若い世代にウケそうなスイーツです!
見た目や食感が楽しい進化系グミ
あまり実感のない世代もいるかもしれませんが、実はいまZ世代とα世代を中心にグミブームが到来中!そういわれれば、コンビニのグミコーナーが前より広がったかも…とお気づきになった方もいるのでは?
いままでのグミと比較すると若干高級な価格帯なのですが、若い世代が「おもしろそう!」と手に取りたくなるような話題性の高いものが出ています。
食感で話題になっているグミのひとつが、ASMR動画で話題となった「グミッツェル」。プレッツェルの形をしたグミっぽくないパリパリ感が楽しいです。
韓国グリークヨーグルト&韓国ヨーグルト
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韓国では、甘いけど乳酸菌などを取り入れられる美容を意識してヨーグルトが人気です。
「グリークヨーグルト」はそんな韓国発の水切りしたヨーグルト。
注目のお店は、ボウルに入れて、フルーツやグラノーラをのせてみたり、サラダ風にしてみたりというスタイルを提供している原宿Bowls #(ボウルズ)。2024年5月にオープンしました。
また若い女性を中心にジワジワと人気が出ているのが、「ビヨット」や「トッピン」といった韓国発のヨーグルト。どちらも韓国での商品名で、こちらは楽天やAmazonなど通販で買えますよ!
ボール型のチョコやシリアル、オレオなどトッピングをたくさん入れて、混ぜて食べる感じのヨーグルトです。
進化系シュークリーム
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いまシュークリームは多様化がとまりません!
日本発で、進化系シュークリームで特に注目したいのが、まず2つあります。
ひとつ目は、カヌレ型でシュー生地を焼いたシュークリームカヌレの「シュヌレ」。見た目はカヌレで、中身はクリームが詰まった食感のいいスイーツです。
ふたつ目は、いままでのカジュアルなイメージから、ちょっと高級でオトナな味わいにバージョンアップしたシュークリーム。
昨今話題となっている、シュークリーム専門店「5/5 gobun no goゴブンノゴ」では、少し小さめでこだわりのつまった個性的なクリームを包み込んだタイプが特徴的です。
どちらもキュートなビジュアルが女性の心をくすぐりまくりますね…!
そして海外発の注目シュークリームは、「ルリジューズ」と「サントノーレ」。
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ルリジューズは、“ラデュレ”で定番となっているパリ生まれのスイーツで、大小2つのシュークリームが雪だるまのような形になった、見た目もかわいいお菓子です。
サントノーレもフランス生まれで、パイ生地の上にクリームとキャラメルがかかった身にシュークリームが飾られたスイーツ。マカロンタワーのような華やかさのあるビジュアルです。
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フランスといえば次の夏季オリンピックのホスト国でもありますので、2024年を中心にフランス生まれスイーツが盛り上がっていく可能性も大いに期待できますね!
生ドーナツなど進化系ドーナツ
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2022年、久しぶりに表参道に長蛇の列を登場させたアマムダコタン。マリトッツォの火付け役と言われる福岡発ベーカリーが、次なるヒット作として展開しているのが生ドーナツ。生といっても、フワフワ生食感のちゃんと火が通っているドーナツです。
東京だと生ドーナツ専門店として「I’m donut?」が中目黒にオープンして、たっぷり入ったクリーム入りなど種類が豊富。こちらも連日大行列となっています!クリームをフィリングしたドーナツはトスカーナ地方の「ボンボローニ」とよく似ていて、今後こういった形で他でも販売されていきそうですね。
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リボンケーキ&リボンパン
服でもヘアアクセでも大人気のビッグリボン。バレエ衣装をオマージュした「バレエコア」ファッションが韓国から入って日本でも人気を博していますよね。
実はリボンブームはファッションだけでなく、スイーツにも来そうな予感。リボンケーキはホールケーキに大きなリボンが存在感バツグンで、バースデーケーキやウエディングケーキで注目されているスイーツです。
クリームなどで大きなリボンをデコったものや、ホンモノのリボンをあしらったものまで、キュートなビジュアルがハッピーな気持ちにさせてくれます。
リボンパンも韓国でバズったリボンモチーフのパン。
見てるだけでキュンキュンしてしまうかわいらしさがたまりません!
クルンジ(クロワッサンビスケット)
韓国発のハイブリッドスイーツ「クロッフル」に続く、新クロワッサンスイーツとして注目されているのが「クルンジ」です。
クロッフルがクロワッサン生地をワッフルメーカーで焼いたもので、クルンジはクロワッサン自体をプレスしてビスケット感覚で食べるスイーツ。
これもいわゆる進化系クロワッサン菓子ですね。
韓国で販売されているものを、日本で買うことができるところもあります!
また気になるスイーツやオープンするお店があれば、随時Holiday Talkで紹介していきたいと思います。
今まで流行ってきたスイーツの背景と傾向を分析した記事も書いていますのでよかったら読んでみてくださいね。
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またスイーツブームやパンの種類の流行・浸透については、以下の記事を読んでみてくださいね。随時更新しているので、新たな懐かしフードが入っていますよ!
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