辛くてもホッコリするおしゃれカレー「OXYMORON/オクシモロン」

カレー激戦区と言われる鎌倉。そのなかで一際オシャレでモダンな雰囲気を醸し出しているのが、「OXYMORON/オクシモロン」です。

カレーのビジュアルだけでなく、店自体がカフェそのものの洗練された空気を感じます。

オクシモロンは鎌倉小町通りと、二子玉川、大阪の北浜店と3店舗あるのですが、2025年までは二子玉川店はテイクアウトのみで営業中。今回は鎌倉のコマチ店を紹介します!

鎌倉の目抜き通り沿いにあるOXYMORON/オクシモロン コマチ店

鎌倉の小町通りと言えば、国内だけでなく海外からの観光客も多く賑わうグルメストリート。食べ歩きから老舗カフェにアクセサリーづくりなどのアクティビティと、ギュッとひしめき合っています。

お店は、鎌倉駅東口に近い赤い鳥居のある小町通り入口から5分ほど歩いた左側。ちょっと奥まった「こもれび禄岸(ろくがん)」という商業施設の2階にあります。

向かいに緑のひさしが目立つ「コクリコ」クレープ店があるので、目印にできるかも。

かつて鎌倉には御成町にもオクシモロンのお店があったのですが、そちらは閉店して、コマチ店に統合されています。

見た目だけで満足度高めなカレー&スイーツ

オクシモロン本日のカリー(黒胡椒ときのこのチキンカリー)とエスニックそぼろカリー
本日のカリー(黒胡椒ときのこのチキンカリー)とエスニックそぼろカリー

オクシモロンのカレーメニューは3種類で、「和風キーマカリー」「エスニックそぼろカリー」と「本日のカリー」です。定番の和風とエスニックは、一般的なカレーをイメージしていくとちょっと予想とは違うかも。

どのカレーも個性的&印象的なので、なにをチョイスするかは好みだと思います。が、迷うくらいならぜひ「エスニックそぼろカリー」を!

鎌倉オクシモロンエスニックそぼろカリー
鎌倉オクシモロンエスニックそぼろカリー

パクチー、ねぎ、大葉、三つ葉の薬味とレモンが添えてあって、自由に味変できるのがうれしいところ。もちろん全部混ぜてもいいし、どう食べるかは自分次第!

一口ずつ違った味を楽しめる、名古屋名物ひつまぶしのような楽しさがあるんです。

豚そぼろにはナッツも入っていて、食感もたまらない…!中辛でも多少辛いのだけど、一般的なカレーとは違って重たさがなく、香草好きなら手を止める暇なく夢中で食べられます。

食べ終わった後ももたれ感がないので、鎌倉で立ち寄る店はここだけと決めているなら、スイーツも同時にオーダーして問題なしです!

実はスイーツとドリンクだけというセットもあるため、ティータイムのカフェ利用として立ち寄るのも大アリ。

オクシモロン コマチ店メニューの一部
オクシモロン コマチ店メニューの一部

むしろこんなグルメストリート小町通りに位置しているからには、カレーかスイーツかのどっちかでもいいかも?

もちろん混雑具合にもよりますが、鶴岡八幡宮のお参りの帰りとかに足休めするスポットとしてもイケそうです。

ちなみに混雑時は90分までの利用、お会計はテーブルごとにまとめて支払いするようになっているので気を付けてくださいね。

店内でグッズやレトルトカレーが購入できる!

オクシモロンコマチで販売されているレトルトカリー
オクシモロンコマチで販売されているレトルトカリー

もしエスニックそぼろカリーを注文した人で、やっぱり和風キーマカリー気になるな…なんて人は、レジ近くにあるショップでレトルトを購入できます。

オクシモロンの通販サイトもありますが、やはり人気なのか常時販売されているわけではないようですね。

和風キーマカリーは、カレーとしてはもちろん、パルミジャー・レッジャーノをかけたパスタや、ホットサンド、コロッケの中身としてアレンジできるので、見かけたら迷わず買った方がいいです!

たとえばカレーがもう売り切れていてスイーツだけ食べに来たとか、ただただ小町通りを歩いていただけの人にも購入をおすすめしたい商品。

こちらのリーフレットに、よりお店の味に近づけるにはどうすればいいかのコツが記載されています!

オクシモロン レトルトカリーのリーフレット(和風キーマカリー チキンカリー)
オクシモロン レトルトカリーのリーフレット

ちなみにお店のご飯は緑米を合わせて、“みりん”を入れているとありますね。

緑米と言えば、「幻の米」とも呼ばれているほど、なかなか目にしないコメ。さすがこだわり抜いてます。

こんなの売ってないし!と思っていたら、ちゃんとオクシモロンの通販サイトで売ってました。でも自宅で白米や玄米と合わせて食べても充分においしいです!

賞味期限が長いので、遠方から来る人はまとめ買いしてもいいのでは。ちなみに和風キーマカリー 中辛/甘口は税込み760円、チキンカリーは870円でした。(2024年11月時点)

ショップでは、つけあわせで出てくる大人気「くるみのおやつ」も購入できます!かわいい布の巾着に入っているので、鎌倉土産としても喜ばれそう。

オクシモロン コマチ店ショップ
オクシモロン コマチ店ショップ

キャラメリゼされたシンプルおやつは大人な優しい甘さのおつまみで、少し苦めなコーヒーによく合います。賞味期限はそんなに長くないので、チェックして購入してくださいね。

ちなみにオクシモロンは、使っているカレー皿もシックで人気があり、すごくオシャレ。

実はイイホシユミコさんという方がオクシモロンのために作った食器で、通販で購入することができるんですよ。

和食も洋食も映えるし、カフェごはんしているような気分になれます。ブランド名は「yumiko iihoshi porcelain」です。

行列は予約で回避できる!

オクシモロン コマチ 店内の様子
オクシモロン コマチ 店内の様子

鎌倉を歩いていたら行列をみつけてそこがオクシモロンだと知ったという人もいるほど、並ぶことでも有名なお店。

なのですが、オクシモロンは開店の11時入店に限り、電話で予約ができます。1カ月前からできるようになっていて、シーズンに寄るのかもですが、わりと直近でも人数が多くなければ予約できる感じです。

とはいえ鎌倉という場所柄、紫陽花とか紅葉、年末年始、お花見、鶴岡八幡宮で鎌倉まつりなどのイベントがある時期とかはそうもいかないかもしれないので、早めにプランを立ててみるといいかも。

15時以降に電話するなど注意点があるので、こちらをチェックしてみてくださいね。

ちなみに5分前には店にいることが条件となっています。ちょっと早く来たから少し散策してみようとウロウロしていると、小町通りはかなり人で賑わうため間に合わなくなる可能性も。短距離でもかなり歩くのに時間がかかる、ということだけ覚えておいてくださいね!

気になる店舗名「オクシモロン」とは?

店名の「オクシモロン」。覚えるまで「オクシロモン」とどちらかわからずよく言い間違えていたのですが、すごくユニークですよね。

Oxymoronは、英語で意味合いが違う言葉同士を並べた表現方法や言葉を表しています。「ゆっくり急げ」とか「優しい悪魔」みたいな感じです。

奥深い店名に合った、深い魅力のあるカレーとスイーツは、まさにシンプルでいて複雑な味わい、といった感じですかね。

お店のスタッフは、店のイメージに合った人が集まってくる+お店の教育がいいのか、みなさんとても感じがいい印象です。

すごく忙しいハズなのにバタバタしていない接客が好感度も高く、女性客が多いのも大きく頷けます。

辛さはしっかりしていながら食べた後に癒されるという不思議な魅力に、ぜひヌマってみてくださいね!

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