世界の有名チョコレートブランド・ショコラティエ・ショコラトリー

バレンタインが近づくと、数々の高級チョコレートブランドの名前が飛び交い、チョコレート好きにはたまらないシーズンですね。

ただ、あまりにたくさんありすぎてよくわからなくなってきませんか?

チョコレートは好きだけど、高級チョコレートを知り尽くしているわけではない、という方のために、日本・世界で話題になっている代表的なチョコレートを紹介したいと思います!

以下で紹介するチョコレートはどれも高級で、料金の参考までにAmazonで紹介できるものはリンクを貼っておきます。バレンタインや自分のご褒美チョコレートの参考にしてみてくださいね!

まずはおさえておきたい、世界の有名老舗ショコラトリー

まずは日本でいうメリー、ゴンチャロフ、モロゾフのような、昔から親しまれている存在のショコラトリーを挙げていきます。以下に挙げるブランドは、さらに高級感があるラグジュアリーチョコレートブランドです!

GODIVA(ゴディバ)

出典:GODIVA公式サイト

日本でチョコレートファンでなくても知名度の高い、ベルギー創業の高級チョコレートブランド「GODIVA(ゴディバ)」。ベルギー王室の御用達チョコレートで、日本だけでなく世界でも高級チョコレートの先駆けとなっている存在。最近では街中で気軽に楽しめる「ショコリキサー」というチョコレートドリンクが人気ですね!

Demel(デメル)

出典:デメル公式サイト

1786年にオーストリア・ウィーンの王宮劇場近くに創業したのが始まりという、ウィーン皇室ご用達で歴史あるブランド「Demel(デメル)」。ソリッドチョコレートの形が猫の舌のようだということで、箱には猫の絵が描かれているんですよ。ウィーン生まれのザッハトルテも有名で、日本各地に店舗もあり、オンラインで購入もできます。

WITTAMER(ヴィタメール)

出典:ヴィタメール公式サイト

ベルギー創業、ベルギー王室の御用達となっている「WITTAMER(ヴィタメール)」。サブレとマカデミアナッツ、アーモンドがチョココーティングされた「マカダミア・ショコラ」が人気。1990年から日本に店舗がありますが、実はベルギー以外に海外店舗があるのは日本だけなんですよ!それだけ日本のチョコレート文化は世界に注目されているということなんです。

MadameDelluc(マダム ドリュック)

出典:マダムドリュック公式サイト

ベルギー出身Mary Delluc氏が創業したMadameDelluc(マダム ドリュック)。現地ではMaryの名前で、王室ご用達のチョコレートブランドとして有名です。高級チョコレートには珍しいショコラティエール(女性のチョコレート職人)で、箱もかわいいのが特徴。「死ぬまでに行きたい1000の場所(ニューヨーク・タイムズ)」や、「世界で幸せになれる場所15(CNN)」に選出されており、京都・東京にもお店があります!

DelReY(デルレイ)

出典:デルレイ公式サイト

ベルギー北部・アントワープ創業の「DelReY(デルレイ)」。ダイヤモンド取引が有名なエリアにちなみ、ダイヤモンドの形をしたダイヤモンドショコラが看板商品。日本でも銀座に店舗があり、オンラインで購入もできます!

Neuhaus(ノイハウス)

出典:ノイハウス公式サイト

ベルギー創業、ベルギー王室ご用達のチョコレート「Neuhaus(ノイハウス)」。創業当初は薬局で、薬をチョコレートでコーティングして飲みやすくさせるところから始まったという歴史が面白いです!後に3代目がプラリネ/ボンボンショコラを開発し、世に広まったと言われています。日本では少し知名度が低いですが、ベルギーがチョコレート大国となったきっかけともなっているブランドなので、ピックアップさせてもらいました!

ピックアップ!世界の超有名ショコラティエ

以下では老舗ではないけれども、世界規模で有名なショコラティエが手掛けるチョコレートブランドをいくつか紹介させてもらいます!

Pierre Marcolini(ピエール・マルコリーニ)

出典:ピエールマルコリーニオンラインストア(CCC)公式サイト

チョコレート大国ベルギー出身の超有名ショコラティエPierre Marcolini(ピエール・マルコリーニ)氏。ベルギー王室ご用達のチョコレートブランドとしても有名。2021年には菅田将暉さんをCMに起用した、ミスタードーナツとのコラボ商品が話題となっていますね。アイスクリームも好評で、チョコレートドリンクやパフェが食べられるカフェが人気です!

Pierre Hermé(ピエール・エルメ)

出典:ピエールエルメパリ公式サイト

ピエールさんが続きますが、もう一人の超有名なピエール氏はPierre Hermé(ピエール・エルメ)氏。フランス出身の方で、「パティスリー界のピカソ」と称される人!日本にも店舗のある「PIERRE HERMÉ PARIS(ピエール・エルメ・パリ)」の創業者で、チョコレート以外にもイスパハンやマカロンなどカラフルなスイーツが大人気です。

JEAN-PAUL HÉVIN(ジャン=ポール・エヴァン)

出典:ジャン=ポール・エヴァン公式サイト

MOF(フランス国家最優秀職人章、パティシエ・コンフィズール部門)を受章していているフランス出身のJEAN-PAUL HÉVIN(ジャン=ポール・エヴァン)氏。日本に縁が深く、パリと日本にいくつか自身の名前を掲げたブティックを展開しています。チョコレート以外にもチョコベースのケーキやマカロンも人気です。

LA MAISON DU CHOCOLAT(ラ・メゾン・デュ・ショコラ)

出典:ラ・メゾン・デュ・ショコラ公式サイト

フランス「LA MAISON DU CHOCOLAT(ラ・メゾン・デュ・ショコラ)」の創業者は、「ガナッシュの魔術師」Robert Linxe(ローベル・ランクス)氏。現在のパティシェ・ショコラティエは、MOFパティシエのNicolas Croiseau(ニコラ・クロワゾー)氏です。魔術師とまで言われるガナッシュを使ったチョコレートを得意とし、人気です!

世界でも有名・日本人ショコラティエ

実は日本にも世界で有名なショコラティエの方々がいらっしゃいます。「世界を代表するショコラティエ100人」では、日本人がフランスに次いで最も多く選出されていたほど。以下では筆者が紹介したい有名日本人ショコラティエのお店をご紹介!

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ

出典:パティスリー・サダハル・アオキ公式サイト

パリを拠点とする「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」のシェフパティシエ青木 定治(アオキサダハル)氏。フランスのショコラ品評会で最高位を5年連続受賞するだけでなく、チョコレート以外にもこれまで数々の名誉ある賞を受賞し、世界から注目されているパティシエの一人です。日本にも首都圏を中心に店舗がいくつかあり、カラフルなマカロンやケーキも購入できます!

ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ

出典:ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ公式サイト

「味覚の魔術師」の異名を持つ土屋 公二(ツチヤコウジ)氏は「ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ」のオーナーシェフ。フランスでの経験もあり、日本や世界の数々の賞を受賞しています。松本潤さん主演ドラマ「失恋ショコラティエ」を再現したチョコレートで話題になりましたね。土屋氏は他にもカカオストア、ジェラテリア テオブロマ 神楽坂店、プリンカフェ448といったお店も展開しています。

ル ショコラ ドゥ アッシュ

出典:ル ショコラ ドゥ アッシュ公式サイト

東京「LE CHOCOLAT DE H(ル ショコラ ドゥ アッシュ)」のオーナーシェフ辻口博啓(つじぐち ひろのぶ)氏。フランスでもご経験を積まれ、国内外数々の賞を受賞しています。地元・石川県にはアートとスイーツの美術館「ル ミュゼ ドゥ アッシュ 辻口博啓美術館」もあり、辻口氏の砂糖を使用して制作した芸術作品が展示されていますよ。

海外の地元で人気のショコラトリー

以下では今まで紹介してきたショコラトリーよりかは少し知名度は低いかもしれませんが、地元ではとても有名なショコラトリーをご紹介!

PASCAL LE GAC(パスカル・ル・ガック)

出典:パルカル・ル・ガック公式サイト

2014年から5年連続で「欠かすことのできないショコラティエ」に選出されているショコラティエPASCAL LE GAC(パスカル・ル・ガック)氏のお店。パリ本店に続く世界第二店舗目が2019年に東京でオープンしています!ボンボンショコラが看板商品ですが、インスタ映えする花のようなパフェ/ケーキも人気。

CACAO SAMPAKA(カカオ サンパカ)

出典:カカオ・サンパカ公式サイト

スペイン・バルセロナに本店があり、スペイン王室御用達のショコラテリア「CACAO SAMPAKA(カカオ サンパカ)」。世界のチョコレート大国と言えばベルギーやフランスですが、実はヨーロッパに初めて伝わったのはスペイン。親会社がカカオ輸入会社で、古代アステカ帝国王も愛した伝説のカカオ「ショコヌスコ」の再生や農園サポートまでしています。その幻のカカオと言われたショコヌスコを使ったチョコレートや、くまのぬいぐるみ型チョコレートが人気です。丸の内店ではカカオソフトクリーム「ジャラッツ」が食べられますよ。

Namur(ナミュール)

出典:ナミュール公式サイト

チョコレート大国フランス、ベルギーに隣接する美食国ルクセンブルグ大公宮御用達のチョコレート「Namur(ナミュール)」。日本に店舗がないため知名度は低いのですが、創業は1863年の老舗。渡したときに「これどこのチョコ?」と話題になること間違いなしです。オンラインで購入できますよ!


今回はおさえておきたい世界の高級チョコレートを紹介させてもらいました。これ以外にも、ブルガリが出しているチョコレートや、ペニンシュラ、リッツカールトンといった高級ホテルが出しているチョコレートなど、チョコレート専門店以外にもたくさんあります。

バレンタインだけでなく、ご挨拶やプレゼント、お祝い・内祝いといったギフトにも使えるものばかりなので、贈り物に悩んだらチョコレートにするのがおすすめですよ!

誰かの家に訪問する時にも、チョコレートならセンスがよくてかさばらずスマートですね。

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