自粛生活で再ブレイク!ランニングブームを振り返り!

2020年の春、コロナ対策により緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出は控えるように要請が出ました。

ただその中で「健康管理のためのウォーキングはOK」とされ、コロナ太りで体重が急増した人達の中には、慌てて昔買ったランニングシューズを引っ張り出して、ウォーキングやランニングを再開し始めた人も多いのではないでしょうか。

道にはマスクをしながらランニングをする人たちを見かけるようになり、外出自粛といえども少しは出られるという安心感もあり、気が狂いそうなほどの閉塞感にはならずに済んだ人も少なくないかと思います。

今回は2000年代から続くランニングブーム、マラソンブームが流行った理由・背景について振り返ってみたいと思います!

ランニングブームはいつから?

マラソン大会

そもそもランニングブームはいつからなんでしょう?

ランニング人気はジワジワと発生したのでハッキリしたことは言えないのですが、女性がやるきっかけになったのは元Cancamモデルの長谷川理恵さんです。

長谷川理恵さんに憧れてというよりは、2000年にTV番組でホノルルマラソンに初挑戦する姿などが放送され、そこから毎年ホノルルマラソンに参加するほどのめりこんでいったのが注目されました。

ホノルルマラソンには大体毎年、芸能人ランナーが出ることで話題となりますね。

そして毎年夏に放送される24時間テレビのマラソンランナーが、2000年代に入って女性ランナーが多くなってきたことも背景となります。

女性ランナー

2000年の研ナオコさんに始まり、西村知美さん、山田花子さん、杉田かおるさんと、しばらく女性ランナーが続いていました。

そんなに走りこんでいない人でも始めることができ、そんな人たちがゴール後に感動している姿を見て、「私にもできるかも」と思った女性達が多かったのです。

女性ランナーが増えたことはかなり影響が強く、2007年以降には「ランスカ」「美女ガー」という言葉も出て、ランニングがファッション化していきました。

特に女性の場合は独身のうち、あるいは妊活、妊娠するまでにフルマラソンをしておきたいと、若いうちにフルマラソンを意識する人が多い傾向にありますね。

女性のランナーが多くなると同時に、男性のランナーも増えていきました。皇居周りは常に何かのイベントのように、走っている人で溢れている時期もありましたよ。

なぜホノルルマラソンが人気?

ホノルルマラソンはタレントランナーも参加することで、とても身近で知名度の高いマラソン大会です。

しかも初心者向きになっており、7歳以上であれば参加できます。制限時間が特にないので、ずっと歩いていてもいいわけです。

スタート時には花火大会で盛り上がり、道中は海やヤシの木が続く道を楽しんだり、沿道の応援に答えてみたり、辛くて苦しいマラソンのイメージがあまりないことも魅力です。

海外で開催されることで記念になりますから、マラソン参加は一生に一回でいいと思っている人には最適なマラソン大会なんです。

仮装して走る人も多く、前夜祭もあって、近所のお祭りよりもずっとお祭り要素の高いイベントでもあります。

マラソンが終わったら、ご褒美にハワイで贅沢できますしね。

お金はそれなりにかかりますけど、日本では真冬の12月に夏の雰囲気を味わいに行けるという利点もあり、毎年1万人以上の日本人がエントリーしています。

JALが冠スポンサーとなっており、日本語のアナウンスもあって、ほぼ日本人のためのイベントとなっていて、英語慣れしていない人でも受け入れやすいマラソン大会なんですよ。

国内のランニング大会がバラエティー化

ホノルルマラソンを最初で最後のフルマラソンと思って参加した人達が、たとえ途中で歩いても「やりきった」という充実感にあふれ、帰国して本格的にランニングに取り組み人は少なくありません。

やる気があれば運動神経は問わない、練習を積めばタイムも確実に良くなっていく、そして一人でどこでも練習ができるスポーツなので、ハマる人はどこまでもストイックになれるのです。

本格化していく人は国内のフルマラソン以外にも、トレイルランや100kmマラソン、24時間リレーなど、どんどんアスリート化したイベントに挑戦していきます。

女性でもトライアスロンに参加する人が多くなっていきました。

トライアスロン

100kmマラソンに挑戦する女性に、なぜ参加するのか聞いてみたとき、「フルマラソンを走っているときに40kmの看板を見たとき、あと2kmちょっとで終わっちゃうのかと寂しくなってきたから」と言っていました。そういう感覚なんですね。

逆に楽しんでランニングをしたいという人は、サンタコスチュームで走るサンタランや給水所にスイーツのあるスイーツマラソンなど、話のネタになるようなファンラン大会に参加する人が多かったです。

ランニング大会がパリピイベントに

2010年代に入ると、ランニングというよりはパリピイベントに近いものが開催されるようになりました。

全身カラーパウダーやカラージェルを浴びる「Color Me Rad」や、泡まみれになるバブルラン、水まみれになるウォーターラン、ゾンビランなど、写真映えを意識したイベントが溢れます。

筆者はパリピランというよりは障害物レースが結構好きで、火の上を跳んだり、車のボンネットの上を走ったりする「ウォーリアーダッシュ」などに参加したこともありました。

ただ海外では障害物レースで事故も起き、日本でも障害物レースについては開催が少なくなっていきました。

海外には観光もかねて参加できるランニング大会がたくさん!

マラソン大会

コロナ対策のためしばらくは開催されないイベントが多いですが、自粛期間中にランニングをされている方は、いつかランニング大会に参加することを視野に入れておくとやる気が出ますよ。

ランニングという目的があれば人との触れ合いも多くなり、旅行もより豊かなものになります。

以下はむしろマラソンがなければ訪れないような国でのマラソン大会紹介です。

モンゴル国際草原マラソン

モンゴル

「モンゴル国際草原マラソン」は、モンゴルの首都ウランバートルから大草原を駆け抜けていくというマラソン大会。

3km、5km、10km、ハーフと選べ、走り終わった後は草原パーティーがあります。

ハーフの優勝者は馬1頭!外国人の1位は羊1頭が賞品です!通常は9月に開催されます。詳しくはモンゴル国際草原マラソン公式サイトで。

サハラマラソン(Marathon Des Sables)

究極のマラソンがしてみたいという人は、世界一過酷と言われるレース「サハラマラソン」に挑戦してみるのはいかがでしょうか。

7日間、モロッコのサハラ砂漠230km~250kmを走るレースで、飲み物、食べ物、着るもの、寝袋などなどすべてのものをバックパックに詰め込んで、コンパスとコースマップを頼りながらゴールへ向かうというサバイバルラン。

今後どうなるかはわかりませんが、2021年は4月に開催される予定とのことです。詳しくは国境なきランナーズのサイトで。

南極アイスマラソン

2020年はコロナにより中止のため、2021年は新規参加者は受け付けていないようで、早くて2022年以降の参加になるようです。

1マイル(1.6km)、ハーフ、フル、100kmのウルトラマラソンから選ぶことができ、チリからの往復ツアーが325万円!

それにさらに日本からチリまでの航空券が必要となります。

まさに極地マラソンですね。宝くじが当たったらぜひ行ってみてはいかがでしょうか。詳しくはポーラークルーズのサイトへ。

マラソンは大会に出ようと思うとそこそこお金もかかりますし、日焼けしたり、筋肉がついたり、足の爪がはがれたり、それなりに嫌なこともありますが、自分が楽しいと思えるレベルで走れる大会を探してみると目標になりますよ。

マラソンと言えば42.195kmのフルマラソンと考える人は多いですが、体に負担をかけすぎるのはむしろ不健康で、無理をしすぎると心肺停止にもつながる危険なスポーツです。

夏場は暑いですし熱中症などには気を付けて、無理なくランニングを楽しんでくださいね。

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