2020年にオープンした日本最大のポップカルチャー発信拠点を目指す、埼玉県所沢市の「ところざわサクラタウン」。
クールジャパンの総本山とするプロジェクトの元、ありとあらゆる施設が所沢市にでき、そのエリアはまるで角川シティといった感じ。
一般的な商業施設以外にも神社やホテル、美術館ができ、その一つ一つがクールで斬新。今回は埼玉にできた東京「ところざわサクラタウン」の魅力を紹介します!
サクラタウンのランドマーク「角川武蔵野ミュージアム」
ところざわサクラタウンで最も目立つ建物は、地上から離れていくほど大きくなっていく逆ピラミッド型の「角川武蔵野ミュージアム」。
2020年紅白歌合戦でYOASOBIが歌っていた「本棚劇場」があるところ!
大地震が来たら恐ろしいとついつい考えてしまいますが、360度本棚に囲まれる景色は一見の価値ありですよ。
チケットを買わなくてもショップなどエントランス付近を見ることはできるので、時間がないという人でも中に入ってみてくださいね。
大きな岩をイメージしたという外観は、何かのロゴのようにも、巨岩の城のようにも見えたり、この建物自体が一番大きなアートになっています。
この建物一つだけで、博物館であり、美術館であり、図書館であり、またアニメミュージアムという要素のある複合カルチャー施設。
東京から東所沢はそんなに近くはないですが、電車で1時間ほどなので、コロナが落ち着いたらぜひ海外からの観光客にも来てほしい場所ですね。
アニメ聖地にもなっている「武蔵野坐令和神社」
角川武蔵野ミュージアムのすぐお隣にあるのが、通称「武蔵野令和神社」。正式名称は「武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ)」。角川、神社まで作ってしまっています!
角川ということもあって全体的にアニメ感が強いところざわサクラタウンですが、武蔵野令和神社はおそらく一番日本でアニメ感が強い神社なんではないでしょうか。
実は武蔵野令和神社は、アニメツーリズム協会によって正式に「アニメ聖地88」の一番札所に設定されています。
全国で札所となった聖地には御朱印が設置されていて、集めることができるようになってるんですよ。ただ、まだ設置されていないところも多い様子。
日本一周を兼ねて全国駆け回って集めたくなりますよね。ちなみに2021年時点でアニメ聖地札所0番は成田空港、88番は東京都庁となっています!
角川初の直営書店「ダ・ヴィンチストア」
書店ですが、アニメ関連のグッズも多い「ダ・ヴィンチストア」。本を買うつもりなんてなくても、とりあえずところざわサクラタウンに来たら訪れておくべきスポットの一つ。
本の陳列が面白くて、中には「EDIT TOWN QUBE(エディットタウン・キューブ)」と呼ばれる「本の庭」がありますよ。
華やかなシャンデリアが天井に輝く「セミナールーム」がとても豪華で、その部分だけ高級サロンのような雰囲気です。
アニメの世界に宿泊「EJアニメホテル」
ところざわサクラタウンで注目されている施設の一つ「EJアニメホテル」。アニメホテルって何?と疑問だらけだったのですが、ホテルが人気アニメとコラボをして、部屋自体がアニメの世界になっていて、その部屋に泊まれるというコンセプト。
限定グッズが手に入ったり、ディナーなんかもその世界をイメージした内容になってたりするんですね。
もちろんこのホテルにはコラボされていないプレーンルームプランというのもあります。この部屋だけでも他のホテルとは明らかに違います!
EJアニメホテルはアニメやゲーム愛好者のために、プロジェクターで150インチサイズの投影で観ることができるのです。(BDプレイヤーは持ち込んで、HDMIで接続)サウンドもハイエンドの3Dサラウンド再生。
アニメとかじゃなくても映画やライブ映像、スポーツ観戦を友人たちと楽しむという使い方もできますね。
照明も1600万色以上の色付きLED照明で、デートにも最適。コロナが落ち着いたら、ぜひ使ってみてください。
グルメスポットも充実!
ところざわサクラタウンの魅力はグルメにもあります。こちらでは特に人気の2店を紹介!
ラーメンWalkerキッチン
角川アスキー総合研究所が運営する「ラーメンWalker」。そのラーメンWalkerによるライブハウス型のラーメン店「ラーメンWalkerキッチン」がところざわサクラタウンにオープンしています!
ライブハウス型のラーメン店って何?という説明からですが、ラーメンWalkerで紹介されるような全国の有名店を所沢のお店に招待するというスタイル。
ラーメンは月替わりとかではなく不定期なので、ラーメンWalkerキッチンの公式サイトでチェックしてみてくださいね。
あちこち行かなくても有名店が来てくれるなんて、近所の人がうらやましい限り!
角川食堂
ところざわサクラタウンには角川のオフィスも入っています。そこの従業員の人たちの社員食堂が「角川食堂」。一般の人にも開放されていて、かなりの人気を誇っています。
食堂というネーミングのわりにはかなりコジャレたお店とメニュー。社員食堂と言っても安いわけではありません。
土日祝と平日夜はカレーセットがメインになるようですが、平日のお昼は日替わり、週替わりメニューもやっていますよ。平日のみ朝8時半からモーニングもやっています。
武蔵野樹林パーク
ところざわサクラタウンの建物のお隣り「東所沢公園」も角川シティの一角。雑木林エリアは「武蔵野樹林パーク」と呼ばれていて、「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」の会場となっています。
公園自体は入場無料なのですが、どんぐりの森へは入場料が必要で、悪天候の場合は中止になるので注意してくださいね。
巨大生物が生まれそうな大きな卵が音と一緒に光る世界。見るなら絶対に日没後がおすすめです!
花見もできるところざわサクラタウン
ところざわサクラタウンの脇には東川(あずまがわ)が流れており、ところざわサクラタウンからは桜並木が眺められるようになっています。
実は武蔵野ミュージアムの横にある階段を上っていくと、桜をモチーフにしたツリーが並んでいますよ。2021年3月末までは「冬花見」として、夜にライトアップもされる予定です。
ライトアップは武蔵野令和神社の鳥居でもされるようなので、その時期にチームラボどんぐりの森へ行く人は忘れずに見てみてくださいね。
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