関東三大イルミの一つである「湘南の宝石」は、江の島冬の風物詩。11月後半から3月初旬という長い期間をかけて開催されるイルミネーションイベントです。
江の島全体が光で包まれるイルミネーションは、神秘的で神々しくもあり、江の島ならではの独特な光装飾も楽しめます!
※2021年は開催内容が変更になりましたので、行かれる方は必ず事前に湘南の宝石公式サイトを確認してください。天候による開催の可否も当日の正午過ぎに発表されます。
開催中は女王の顔になる「江の島シーキャンドル」
江の島・湘南の宝石は、シーキャンドルが一年で最も華やかになるシーズン。無数のライトが星屑のベールのように散りばめられ、島の女王の風格を見せつけます。
遠くから見ても圧巻なのですが、近くで見上げると、シーキャンドルってこんなに美しかったんだと思わざるを得ない貫禄があります。
湘南の宝石は、シーキャンドルをより美しく盛り上げるための装飾でもあるともいえますよ。
メイン会場はサムエル・コッキング苑
湘南の宝石は女王であるシーキャンドルを見に行くのが大メインです。そしてシーキャンドルを最も美しい状態で見上げることができるのが、サムエル・コッキング苑。
湘南の宝石に行ってサムエル・コッキング苑に入らないという選択はありません!有料ではあるのですが大人で200円なので、例え10分しか入らなくても元がとれるような内容となっていますよ。
週末にシーキャンドルに上ろうとすると1時間以上待つこともザラですが、サムエル・コッキング苑に入るだけなら、そんなに並ばなくても入れるようになっています。
サムエル・コッキング苑はホウセキFORESTと呼ばれる森が特に神秘的で、他のイルミネーション会場では感じたことのない、深海の竜宮城を思わせる静寂と華やぎがあります。
龍と縁の深い江の島ですから、深海を思わせるイルミネーションというのもおかしくないのかもしれません。
緩急のある光装飾というのが美しさを際立たせていて、派手な演出がなくても薄暗い闇を活かし、宝石イルミがより華やかに見えます。
シーキャンドルの麓辺りが一番華やいでいて、この辺は言わば竜宮城でタイやヒラメが舞い踊っている宴会場といった雰囲気です!
女性らしくて上品なイルミネーション
湘南の宝石の特徴は、「女性的で上品であること」を極めた美です。
江島神社は三姉妹の女神がご祭神でもあるので、意図してなのか偶然なのかはわからないですが、女性的な「宝石」がテーマとなっており、至る所に女性らしさが見え隠れするスポットが点在しています。
スワロフスキー®・クリスタルを使用した湘南シャンデリアや、宝石をちりばめたような装飾など、派手ではない上品さが醸し出され、柔らかな女性らしさが感じられる光装飾が楽しめますよ。
湘南の宝石は海の中のようだと表現したのですが、そういわれると湘南シャンデリアもクラゲアートのように見えてきませんか?
女性らしさが香る光装飾は江島神社の三女神様も喜んでもらえるようなイルミネーションになっていて、女子旅やデート旅には最適です!
会期中に表情が変わっていくのが魅力
晩秋から春先にかけて開催される湘南の宝石は、会期中に表情が変わっていくのも特徴です。
クリスマス期間に開催される艦船ライトアップやヨットハーバーイルミに始まり、1月11日まで楽しめる岩屋のイルミネーション、1月に見ごろを迎えるウインターチューリップのライトアップ。
通常だと2月下旬からミラーボールアートが登場する湘南の宝石フィナーレが開催され、その頃は早咲きの河津桜もライトアップされます。ただ、2021年の湘南の宝石フィナーレは中止が決定されましたのでご注意ください。
また時間短縮営業となっていますので、詳しくは湘南の宝石公式サイトを確認してみてくださいね。
江の島「湘南の宝石」は、2021年3月7日まで。会期中に何度も行ってみたくなるイルミネーションです!
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