愛知県日進市はオフィスの多く集まる豊田市や名古屋市から近く、近年とても住みやすい街・ベッドタウンとして人気です。
名古屋市営地下鉄鶴舞線からは直通で日進、豊田に繋がる名鉄豊田線が繋がっていて、1993年には日進市から近い「三好インターチェンジ」もオープンして交通の面でもとても便利。
2017年11月にオープンした大型ショッピングモールの「プライムツリー赤池」は、洗練されたビルデザインに映画館やセンスのいい店舗が集結し、日進ライフの便利さに拍車をかけています。
また大学・短大が多く集まる竹の山周辺エリアでは、女子大生が好む雰囲気のいいカフェが続々とオープンし、地元メディアも注目するオシャレスポットとなっているんです。
そんな都市化が進む日進市は自然と共存でき、子供を育てるには最高の環境であることも魅力の一つ。
以前にこちらのサイトでも紹介した「愛知牧場」を始め、自然に囲まれた環境が残され、自然の癒しの恩恵を存分に受けられる街です。
今回は日進市にある豊かな自然に囲まれた公園、「野方三ツ池公園(のかたみついけこうえん)」を紹介したいと思います!
野方三ツ池公園ってどんなところ?
野方三ツ池公園は2001年にオープンした比較的新しい公園なんです。
そのため昔から日進市に住んでいる人でも、まだ知らないという人は少なくありません。
少子化と言われるご時世に子供用の公園がオープンするというのも、日進市自体がこれから小さな子供連れの家族が住みやすい街にしていこうというしている姿勢が窺えますね。
2000年代につくられた公園は、やはり今までとは違う斬新さがあります。
水遊びができるじゃぶじゃぶ池
野方三ツ池公園の最大の魅力は、水遊びができる「じゃぶじゃぶ池」。
西側に「水の館」という名前の大きな噴水があり、通常だと1時間に1回20分ずつ稼働しています。
噴水から公園の東側までは自然の石でつくられた浅い小川が伸びていて、景観の良さを引き立てています。
小川といっても流れがあるわけではなく、日差しもよく当たるところなので、水温はぬるめ、というよりは真夏の昼なんかだと熱く感じるほどです。
2020年6月時点ではコロナ対策により当面利用できなくなっているので、じゃぶじゃぶ池を利用したいという人は公式サイトで確認してお出かけくださいね。
オムツを着用した幼児やペットの出入りはNGとなっています。
野方三ツ池公園交流館
じゃぶじゃぶ池は水温が低くないため、子供が長時間遊んでいて体が冷えるという心配はありませんが、熱中症が心配になりますよね。
日差しがあって暑い時には、公園の中にある「交流館」の入口で涼めるようになっています。
野方三ツ池公園交流館の中は通常だとエアコンがきき、マットの上で小さな子が遊べるようにもなっていて、トイレにはオムツ交換台もありとても便利。
2020年6月時点はコロナ対策でドアも開放され涼むことは難しいですが、自動販売機も置いてあって、スペースが確保できれば多少の飲食はできるようになっています。
飲食を持ち込んで出たゴミは持ち帰るのが基本となります。
公園内にテントを張って休憩する人もいますよ。
すべり台の充実した遊具がある
野方三ツ池公園はじゃぶじゃぶ池で遊べる夏以外でも楽しく過ごせるよう、遊具がとても充実しています。
複合遊具には少し長めのローラーすべり台があったり、丘を駆け上がって砂場の上にすべり下りていくすべり台もあります。
すべり台だけで4つあるので、人が多すぎて遊具で遊べないということはまずありません。
大人だけでも楽しめる・水上散策ができる野方三ツ池
公園名にもある「野方三ツ池」は公園の北側にあるのですが、あまり人もいないのでゆっくり過ごせるエリアです。
水辺近くなのでわりと涼しく、池の上に架けられた桟橋からは池で泳ぐカメなどが見られたりします。
野方三ツ池公園は子供がいなくても、大人だけで散策するのにもとても適した場所です。
アップダウンがなく、公園内にはかわいらしいハンギングバスケットが連なる通路もあって、子供の笑い声を聞きながら歩いているととても癒されます。
お隣にある「マスプロ美術館」へ行った帰りには、ぜひ立ち寄ってみてほしい散策スポットです。
野方三ツ池公園へのアクセス・駐車場
公園の名前に「野方」が入っていますが、 野方町とは道一本挟んで実際には「折戸町(おりど)」にあります。
場所は「マスプロ電工」・「マスプロ美術館」の隣にあるのですが、道に面して公園が見えない為、駐車場への道は通り過ぎてしまいがちです。
駐車場は西側、東側の二か所あります。
駐車場がある公園ということもあり、日進市民の利用だけでなく名古屋市やみよし市からも来る人が多くて、夏場は満車になることもあるのでご注意くださいね。
駐車場は朝9時から夕方18時、6月から8月までは夕方19時まで利用できます。
野方三ツ池公園周辺のお出かけスポット
近隣でなくても野方三ツ池公園にわざわざ車で訪れるという人も少なくありません。
そういった方に、野方三ツ池公園まで来たら寄ってほしいお出かけスポットをいくつか紹介させていただきます。
折戸川ホタルの里
あまり知られていませんが、実は日進市でもホタル観賞ができるのです。
野方三ツ池公園近くにある折戸川「藤塚用水」では、 例年5月下旬から6月中旬くらいまで蛍狩りが楽しめます。
藤塚用水は折戸川に流れ込んでいて、Googleマップでは「折戸川ホタルの里」で検索できるようになっていますよ。
地元ボランティアメンバーの皆さんの熱心な活動のおかげで、2004年から幼虫の放流や川の清掃、ホタルのエサになるカワニナまで放流し、今では100匹近くが折戸川全域で見られるまでになっています。
ホタル観賞ができる間は日進市役所職員駐車場などが使えるようになっているので、シーズン近くになったらお知らせサイトを確認してみてくださいね。
駐車場まで数分歩きますが、この辺りは散策も楽しいスポットです。
カエルの鳴き声が夜の暗闇に染み入って、夏が来たのだなという雰囲気を存分に感じられます。
夏の夜にゆらゆらとゆらめくホタルの光は儚げで、思わず手にとりたくなってしまいますが、「蛍狩り」は「見る」だけで「獲る」のはNGですのでご注意くださいね。
ホタルを見るのは日没後19時半頃からなので、公園で遊んだ後にプライムツリー赤池のフードコートなどで夕飯を食べて行くとちょうどいいです。
レトロでんしゃ館
野方三ツ池公園から赤池方面に車で5分ほど行くと「レトロでんしゃ館」があります。
入場無料で入ることができる室内の展示室なので、公園で遊んでいた時に急な雨に降られたらこちらに行くというのもいいですね。
昔の電車がいくつも飾られ、実際に中に入って座ってみることもできます。
名古屋のジオラマもあったり、地下鉄運転ゲームもできるので、電車ファンの大人だけでなく子供も楽しめるようになっています。
何時間も遊べるほどではないので、公園の帰りに寄ってみるというのがちょうどいい観光スポットです。
2020年6月時点では電話による事前予約が必要となりますので、名古屋市交通局の公式サイトをご確認ください。水曜、年末年始は休みとなっています。
愛知県日進市は地域のつながりが深い街
愛知県日進市は都心化しつつも地域のつながりを大切に深めている魅力的な街です。
折戸川ホタルの里で活躍している地域のボランティアスタッフさん達は、地元の小学校にホタルの出前授業をしていたり、子供向けの観察会を行ったりしています。
日進市には独自の文化である「おつきみどろぼう」という行事もあるんですよ。
中秋の名月(十五夜)の夜に、玄関先にお菓子をたくさん置いておき、子供たちが家々を周ってお菓子をもらいにいくという日本版ハロウィンの行事があるのです。
地元の人によると、お月見の夜に子供から団子を盗まれると縁起がいいということから、地域のつながりを深めるため近年になって始まったそうです。
新興住宅地の多い日進市ならではの取り組みで面白いですね。
おつきみどろぼうは日進市だけではないようですが、一番有名なところなのではないでしょうか。2020年の「おつきみどろぼう」は10月1日です。
治安もよく、自然にも囲まれた愛知県日進市。また竹の山周辺のオシャレカフェ特集などこちらのサイトでも紹介させてもらいたいと思います。
同じ日進市内の「愛知牧場」の記事や、野方三ツ池公園から車で15分の「メガインディアンズステーキハウス緑白土店」の記事もあわせて読んでみてくださいね。
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