六国峠ハイキングコースは、京急金沢文庫駅から鎌倉・天園(六国峠)までを結ぶルートです。
六国峠の入口は住宅街の中にあり、少しわかりづらいので、こちらに紹介させてもらうことにします!
出発は金沢文庫駅の西口から
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六国峠ハイキングコースの入口は、京急「金沢文庫駅」から歩いて6分ほどです。住宅街から突然山の中に入っていくという不思議なコースなんですよ。
金沢文庫駅の西口を出たら、線路沿いに能見台方面へ歩いていきます。バスターミナルとは反対方向です。
左側に自転車置き場がある通路を歩いていくと、六国峠ハイキングコースの案内が出てきます。
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しばらく線路沿いに行くと六国峠ハイキングコースは左に曲がるという標識が出てきますので、標識通りに左に曲がります。
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そして曲がってすぐのところに「G1」の案内があります。なぜか右(駅側)に戻る矢印なのですが、そこは左です。元々何か貼ってあったような跡があるので、雨でとれてしまっているような感じがします。
ちなみに看板裏に道標があると書いてありますが、移動されてしまっています。
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そこからやや広めの道を道なりに進みます。左に左に行くような感じですね。わかりづらかったらGoogleマップで「自家焙煎珈琲屋 三省さん」を出してください。
その手前に「六国峠」というポイントがあるので、そこを目指していくと六国峠入口の看板にたどりつきますよ。こんな住宅地に突然そんな峠なんてあるわけないので、六国峠ハイキングコース入口と表示されてたら、より親切な気がしてしまいますけどね。
でも表示されるだけ目安になるのでありがたいです。ただ、ここでGoogleマップのナビで六国峠を合わせないようにしてくださいね。
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六国峠ハイキングコースは住宅地の中から突然始まって、住宅地からのどの道にもつながっていないように表示されてしまっているので、遠回りのルートしか表示されません。
でも実際は住宅地から六国峠の入口はつながっているので大丈夫です。
ハイキングコースに入る前に、「谷津庚申塔(やつこうしんとう)」があったのでそれも目印になるかもしれません。その昔、疫病などが入ってこないように建てられたものです。
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実は近くに谷津道標もあり、これは谷津染井公園に置かれています。昔の人はこれを目印に旅をしていたんですね。
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見たい方は一度「谷津染井公園」に寄ってからハイキングコースに行ってもいいと思います。道標は駅と反対側の方にありますよ。
ハイキングコースの始まりは能見堂緑地
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六国峠ハイキングコースは能見堂緑地から釜利谷市民の森に入り、金沢自然公園を通って金沢市民の森、横浜自然観察の森を抜け、鎌倉市へ入っていくルートです。
コース中で歴史ウォーキングの要素が濃いのが能見堂緑地。石碑がある能見堂跡は梅の名所でもあります。
途中、不動池を通るコースと通らないコースに分かれます。アップダウンはありますが、紅葉時期は不動池を見ていくコースをおすすめしますよ。
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能見堂不動池には水鳥が見かけられ、本当に運がいいとカワセミを見かけることも!
池を出たら、すぐ左手にある谷津関ヶ谷不動尊の階段を上ってハイキングルートに戻っていきます。
ここから釜利谷市民の森あたりはリスに出会う可能性も高いですよ。目視で確認できただけでも、3匹ほど見かけたことがあります。
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ちなみにGoogleマップでは六国峠ハイキングルートは表示されません。
六国峠ハイキングコースは円海山周辺のハイキングコースなので、円海山周辺マップで全体図を確認してみてくださいね。
途中でギブアップしたいという人は、最寄りのバス停も表示されていて便利です。大体の所要時間も表示されていますよ。
六国峠ハイキングコースへ行かれる時は、事前に注意していただきたいことがいくつかあるので、以下の記事も必ず目を通してお出かけくださいね!
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