あまりに多すぎる都内の桜名所、行っておくべき23区内の桜名所ランキング10

2021年はコロナの影響で花見に制限があるところもあります。お出かけ前には必ず公式サイトなどで確認してください。

2021年版、23区内で花見散策に行って欲しいスポットランキング

小さなところまで数え出したら100は下らない都内の桜名所。

全て回れたら最高ですが、もし遠くからわざわざ行くのだったら、結局どこが一番いいのか知っておきたくないですか?

今回はアクセスの良さを考慮し23区内を限定して、筆者本人が直接行ったところ、かつ評判のいいところを満足度ベースのランキング形式で紹介していきます。

浅草五重塔と桜
浅草五重塔

2021年はコロナの影響で制限が出ているところなどの背景を鑑みて、散策を前提とした花見のランキングです。

個人の見解も大きいのですが、ここに挙げるところはすべておすすめのスポットです。ランキング順位はあくまで参考程度にしてくださいね。

春から東京の大学に行く人、入社後のオリエンテーションが東京本社であるような人はチェックです!

1位、歴史のある花見名所・上野恩賜公園

出典:上野恩賜公園オフィシャルサイト

上野恩賜公園の花見客は400万人と言われており、都内で最も混雑する人気の花見スポット。

例年あまりの人の多さに疲れてしまっていたのですが、2021年は片側通行での散策のみとなっており、普段と違う花見ができるというところをポイントとさせてもらいました。

江戸時代の初期から続く花見の名所なので、せっかくだから東京の花見光景を見に行きたいという人には最高の場所です。

桜の本数は動物園を合わせると1200本。40~50種類の桜が楽しめます。見どころは、上野公園清水観音堂の脇に咲く「秋色桜しゅうしきざくら)」と呼ばれるしだれ桜と「さくら通り」。

出典:清水観音堂オフィシャルサイト

秋色桜と名付けられた桜は、江戸時代の女流俳人・秋色女しゅうしきじょ)が詠んだ桜の俳句からきています。清水観音堂にある舞台から見る桜もきれいです。

さくら通りは大きめの桜が道の両脇に400m続く並木道です。通常だと宴で一番賑わっているところではないでしょうか。

他にも上野公園ではソメイヨシノ以外に陽光ヨウコウ)という色が濃く、大輪の花を咲かせる桜も美しく咲いています。

出典:東京の観光公式サイト

上野公園には他にも「上野東照宮」や「不忍池しのばずいけ)」といったお花見スポットもあるのですが、一部コロナ対策のために立ち入り禁止となるスポットもあるかと思いますので、ご了承ください。

個人的には上野公園奥にある「東京国立博物館」で見る桜は、建造物を引き立てる味わいがあり、人も多くないため静かに見られるのでおすすめです。

特に東京国立博物館にはソメイヨシノのしだれ桜があり、大きな鳥が羽ばたいているかのような枝ぶりが豪華です。庭園でエドヒガン桜も見られます。 東京国立博物館は上野でも穴場のお花見スポットです!

2位、千鳥ヶ淵・北の丸公園

千鳥ヶ淵の桜

千鳥ヶ淵には260本の桜が咲きます。桜の木1本に対して人が訪れる人数が一番多いところではないでしょうか。

海外からも桜を見に来る人が多いスポットなので、週末はとても混雑するところ。最寄りの東京メトロ「半蔵門駅」出口あたりから混んでいる時も多々あります。

ただ千鳥ヶ淵の桜は、混雑を通り越した後に実感する感動があります!桜が自分のあまりの美しさに池の水面に自分の姿を映し、恍惚としているような姿を見ていると陶酔します。美人な桜が多いスポットですね。

千鳥ヶ淵の桜

千鳥ヶ淵といえば、花見ができるボートが大人気。桜の花びらが浮かぶ池の上にボートを泳がせ、真下から桜を愛でるのはとても贅沢な時間。

2021年はコロナウイルス対策で、時短やオンライン予約や何か特別な対策がされる見込みです。もちろん、ただ岸辺を散歩するだけでも充分に楽しめます

千鳥ヶ淵から歩いて7分ほど行った「北の丸公園」も桜の名所の一つです。公園の中には日本武道館科学技術館工芸館国立近代美術館国立公文書館が入っています。

北の丸公園内にある330本ほどある桜の中には、存在感を放つ見事なしだれ桜も見られますよ。

3位、八重桜の花見もおすすめ・新宿御苑

※2021年3月中旬時点では臨時休館中なので、ご注意ください。

新宿御苑の八重桜

なぜ新宿御苑がもっと評価されないのか不思議なのですが、都内で本気で桜を鑑賞したという人は、ぜひ新宿御苑に行って欲しいと思います。とにかく桜の種類が豊富で、花見期間が2カ月と長く楽しめるのが魅力的。

65種類1100本という桜が、庭園や歴史的建造物のある広大な公園を埋め尽くします。ソメイヨシノが満開の時には、白い八重桜である白妙(シロタエ)やしだれ桜、大島桜、八重紅しだれといった見がいのある桜が、貴婦人のように咲き誇っています。

新宿御苑の花見の魅力は桜だけではなく、ツバキやハナモクレンといった他の花々も同時に見られるところ。

出典:新宿御苑オフィシャルサイト

4月上旬頃だと、ハナモモ源平」と呼ばれる1つの木に紅、白、紅白の入り混じった花も見られたりします。

ソメイヨシノが終わりかけている 4月中旬頃に行くと、舞い落ちる桜の花びらが降り止まず、楽園の入口のような光景が見られます。

その時期は鬱金桜ウコンザクラ)という黄色の桜も咲く頃ですし、4月下旬でも八重桜が美しいので、花見シーズンに乗り遅れた人が行って楽しめるところです。 鬱金桜(ウコンザクラ)は国内に27本しかないほどかなり珍しい桜です 。

八重桜の時期には、あの世間を騒がせていた「桜を見る会」が新宿御苑で行われていたほど。ここがあのニュースでよく流れていた会場なのか、という観光スポット気分で訪れるのも楽しいです。

新宿御苑は入場料が一般で500円かかり、アルコールが飲めないという点はありますが、園内には滝が流れる温室もあり見どころはかなり多いです。

入場料は2019年3月から値上げしたので、もし花見時期に公開してもらえるなら、混雑を気にせずに行けそうな花見スポットです。

東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」から歩いて5分、またはJR「新宿駅」南口から歩いて10分というアクセスの良さも魅力の一つです。

2020年、新宿御苑にお花見に行くときは、レジャーシートの使用はできませんでした。2021年はどうなるかわかりませんが、飲食に関しては以下のサイトで紹介しているグルメ情報を参考にしてみてくださいね。

4位、隅田公園・浅草寺

隅田公園の桜は「暴れん坊将軍」でおなじみ、8代将軍徳川吉宗のはからいで植えられた桜が始まりです。 両岸あわせて1000本ほどの桜が一斉に咲きます。

また浅草といえば「浅草寺」。「仲見世通り」や「五重塔」を華やかに彩る桜や、「伝法院庭園」にある大きなしだれ桜は情緒があり、気品すら感じます。

伝法院庭園しだれ桜

桜も相まった古風な光景に、スカイツリーという未来的な要素が融合された写真が撮れるのが浅草寺の魅力です。

浅草寺の伝法院庭園は例年期間限定で特別公開されていたのですが、2021年に公開されるかはまだわかりません。2019、2020年は中止となっていました。

隅田川公園も浅草寺も浅草駅から徒歩数分圏内であることが魅力ですが、実は浅草は水上バスが出ていて、隅田川から両岸の桜を愛でることができます。

浜離宮恩賜庭園 出典:東京都公園協会オフィシャルサイト

水上バスで行ける「浜離宮恩賜庭園」も桜の名所として名高いスポットでおすすめです。(2021年3月中旬時点では臨時休業中)

浜離宮恩賜庭園は東京タワーから遠くないので、行けば「増上寺」や「芝公園」から桜、東京タワー、寺のフュージョンショットを撮ることができます。

スカイツリーと東京タワーの花見写真が同じ日に撮れると、達成感がありますよ!

5位、飛鳥山公園・旧古河庭園・六義園

出典:飛鳥山公園オフィシャルサイト

JR京浜東北線「王子駅」すぐのところにある飛鳥山公園。約600本の桜が園内に咲き乱れます。

実はこの公園の桜も、将軍様・徳川吉宗公のはからいで植えられたことが始まり。吉宗が各地に桜を植え飲食店をつくらせたことが、庶民の花見の始まりとなったわけです。

飛鳥山公園は桜だけでなくツツジの名所としても有名です。ソメイヨシノがシーズンを終えた4月中旬頃からはツツジとサトザクラが楽しめます。

サトザクラは背が低い木が多いですが、綿菓子が咲いたようなかわいらしい桜です。

出典:飛鳥山公園オフィシャルサイト

飛鳥山公園には高齢者・障害者・乳幼児用に「アスカルゴ」という飛鳥山モノレール・あすかパークレールが設置されています。

小高い丘を上るエレベーター代わりなのですが、形もかわいらしいのでぜひじっくり観察してみてくださいね。

出典:飛鳥山公園オフィシャルサイト

少し南へ歩きますが、同じ方面の「旧古河庭園」、さらに南へ行った「六義園」はとても立派なしだれ桜が見られるスポットです。

しだれ桜が好きな人は、ぜひ観に行ってみてくださいね。開花はソメイヨシノより少し早めです。

六義園では通常時だとライトアップがされているので、2021年もライトアップが実施されるなら、朝から夕方にかけて飛鳥山公園と旧古河庭園を巡った後に、六義園で夜桜を見ることも可能です。

六義園のしだれ桜は高さ・横の広がり・枝のしだれ具合など完璧と言える佇まい!

出典:東京都公園協会オフィシャルサイト

花の噴水のようなアーティスティックなしだれ桜、ぜひ観に行ってみてくださいね。 電車だと「駒込駅」が近いです。

※旧古河庭園、六義園はコロナの影響で2021年3月中旬時点で臨時休園中です。

6位、神田川沿いの江戸川公園・椿山荘

神田川の夜桜

江戸川公園は神田川の河岸に沿った桜並木の美しい公園です。 江戸川公園の桜の本数だけを見たら200本と小規模なのですが、神田川沿いの桜並木は風情があります。

川沿いの桜並木と言えば目黒川の桜並木が有名で規模も大きいですが、神田川の桜の方がベテランな桜が多い気がします。

桜の枝ぶりがとても見事で、圧巻です。花びらが水面に浮かんで流れていく「花筏(はないかだ)」もとても風情があり、薄暗い中の夜桜も幻想的です。

江戸川公園へは、東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」などから歩いていくのですが、近くにある「ホテル椿山荘東京」にもぜひ寄ってみてください。

椿山荘(ちんざんそう)の桜は20種120本と本数は多くありませんが、庭園には三重塔円通閣)もあり、小川に橋がかかっている光景など桜の木によく映えます。

椿山荘では早咲きの河津桜もあり、およそ3カ月という長い期間、様々な種類の桜が楽しめます。

神田川・椿山荘はそれほど混雑していなくて、上野恩賜公園や代々木公園のような騒がしさがないので少人数の花見におすすめ。仕事帰りに一人で行ってしまうのもありです!

7位、目黒川の桜並木

目黒川の桜並木

およそ800本の桜が目黒川沿いに並木をつくっています。その距離なんと3.8km。おしゃれなお店が多い中目黒駅、池尻大橋駅から歩いて行けるので、花見の超人気スポットです。

例年だと屋台も出て、夜にはぼんぼりやライトアップされた桜を見ながらロゼワインを飲むといったこともできたのですが、コロナウイルス対策で2020年はライトアップや祭りは中止となったそうです。

本来なら都内で1位の花見スポットなのですが、そういった点を踏まえて順位下げています。

昼の目黒川

もしお金に余裕があるなら、「目黒川周遊船」を利用してみてはいかがでしょうか。クルーズプランは色々なところで出ていますよ。

私達を迎え入れてくれるかのように、 両岸から川にせり出している桜の姿を見るのは、船で見るのが一番です。屋根などがないので遮るものはありません。

隅田川でも船に乗れますが、目黒川の方が対岸距離が短いので桜の距離も近めです!

8位、砧公園の大樹桜

大木が多いことで有名な砧公園には930本もの桜が植えられています。よくここまで育ったものだという大きめの桜が並ぶので、かなり見応えありです。

しだれ桜でなくとも、花の重みに耐えきれず、枝が目線まで下に下りてきているのが嬉しいところ。ソメイヨシノ以外にしだれ桜、カンザン、大島桜、ヤマザクラなど見られます。源平桃も見られますよ!

広大な公園なので、昼間に子供連れで出かけるファミリー花見には一押しのスポットです。

本来もっと上位でもいいのですが、東急田園都市線「用賀駅」から徒歩20分というアクセスの悪さで下になっています。

有料ですが駐車場があるので車が便利です。アクセスなど詳しくは公式サイトで確認してくださいね。

その分、あまり混雑しない穴場とも言えるスポットなのでとてもおすすめです。

9位、中央広場がおすすめ・代々木公園

代々木公園はJR「原宿駅」からのアクセスが良く、園内に700本ほどの桜が見られる人気のお花見スポット。

花見のピークには電話がつながりにくくなるほど混雑する場所で、「花の小径」辺りは駅からも近いので混雑しやすいです。

通常時だと夜は平日でも大混雑していますが、昼に「中央広場」の芝生で桜を見るにはとてもいいロケーション。

中央広場では少し菜の花が咲いているところがあるので、昼にウォーキングがてらのんびりするにはかなりおすすめです!

本来、人気度でいうともっと上位にランクインするはずですが、2021年は花見にとても制限が出ているので、順位を下げています。

10位、東京ミッドタウン・六本木ヒルズ「毛利庭園」

ミッドタウンで150本、毛利庭園で75本と規模は大きくないですが、都会らしい洗練された花見ができるのが六本木。

ミッドタウンでは桜にあわせてイベントもあり、夜桜を観に行くなら六本木がいいと言いたいところなのですが、2021年のイベントは開催されないかと思います。

例年だと桜の開花前はピンク、開花後は白といったイルミネーションも楽しめます。筆者が過去にミッドタウンのイベントに行った時は、お花見ラウンジなどもあり都会的なイベントがあったので、興味がある人は2022年以降に行ってみてくださいね。

出典:森ビル公式サイト

六本木へ行くなら、六本木ヒルズ毛利庭園の桜も見に行ってみてください。

毛利庭園の桜は75本ほどですが、六本木ヒルズ開発前から見守ってきた桜も何本かあり、都会にありながら水辺の庭園と静かに共存している清らかな空間です。

桜と東京の夜景が見られるのが魅力的なのと、テレビ朝日系列の報道ステーションなどで映されるところなので、ここがあの景色かと思えるのも面白いです。

23区外でのおすすめスポット・昭和記念公園

都内の23区外だと、立川にある昭和記念公園は、桜と桜以外の花々のコラボが楽しめるのでおすすめです。

特に菜の花とポピー、チューリップは桜をカラフルに彩っていて、まさに春の景色といった感じです。

通常だと開花時期の異なるチューリップと桜のコラボは珍しく、とってもメルヘンな雰囲気が漂っています!運がよければネモフィラのタイミングとも会いますよ。

六本木ヒルズから見た東京タワーと桜
毛利庭園

2021年はできるだけ混雑を避けた方がいいので、行くなら天気のいい平日に行くのが一番です。都内で勤務している人は、昼休憩中に行ってしまうのもいいですよね。

もし天気を気にしすぎて花見シーズンを逃してしまったという人は、新宿御苑に行ってみてくださいね。

千鳥ヶ淵の桜
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