ニューヨークへ行くなら独立記念日あたりに行くのがおすすめ
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Katy PerryのFireworkでも歌われているthe 4th of July。
7月4日、アメリカ独立記念日にはアメリカ各地で大規模な花火大会が開催されます。
特にニューヨークでは、2019年で7万発が打ち上げられたという、全米最大級の花火大会が毎年行われているのです。
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ちなみに隅田川花火大会は2万発です。これでも日本最大級クラスですから、どれだけ大規模なものなのかおわかりいただけますよね。
独立記念日は花火大会以外にもイベントが行われ、街はお祭り気分一色です。
もしニューヨークへの旅行を検討されてるなら、最高潮に盛り上がっている独立記念日に合わせて旅行するのがオススメです!
メイシーズ独立記念日花火大会(Macy’s 4th of July Fireworks)について
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独立記念日のメインといえば、ニューヨーク本部の老舗百貨店であるMacy’sが主催する花火大会です。
ただ花火と一言でいっても見方は色々あります。全世界が注目しているイベントですので、観に行くなら大混雑は覚悟していかなければいけません。
その日は場所取りをするならずっと花火を待っているつもりで、一日花火を見るために行動をする方がいいかと思われます。
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もしくは、せっかく日本から来たのだからという人には、ちょっと豪華に花火を見る方法があります。
ワンワールドトレードセンターやエンパイア・ステート・ビルなどの高層ビルで、花火観覧用に発売される特別チケットを購入して観覧するという方法が一つ。
また花火クルーズツアーがいくつか出るので、それに参加してしまうという方法もあります。雨が心配ですが、天気が良ければいい思い出になること間違いないです。
ただ料金はどちらもかなりお高めです。数万円の予算を覚悟しておかなければなりません。
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いっそどこにも出かけず、生放送される花火映像を滞在先のテレビで観てしまうというオプションもあります。少し寂しい気もしますが、実はこれが結構楽しいのです。
というのは花火がメインの日本のものとは違って独立記念に打ち上げる花火ですので、花火と共に音楽のパフォーマンスもあり、こちらもじっくり堪能することができるからです。
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他にも日本の花火大会と違うところは、日本ではポーン……ポーンと時間をおいて「魅せる」花火ですが、独立記念日の花火大会は約30分間で一気に打ち上げるなんとも派手な花火です。
筆者自身はこれを知らずに観たので、どこまで豪快なんだと思わず笑ってしまいました。
ちなみに裏技として、花火大会の時間に合ったニューヨーク着陸のフライトに乗れば、下からでも横からでもなく、上から花火を観ることもできます。
ただ花火大会の時間は長くないですし、フライトの時間も前後することがあり、かつ天候が悪かったら花火の時間もずれたりする可能性は大いにあるので、それなりにリスキーですが。
ニューヨークでの花火大会以外の独立記念日イベント
独立記念日の昼間は、ニューヨークのコニーアイランドでホットドッグ早食い大会が開催されます。日本人が活躍しているので耳にした方も多いんじゃないかと思います。
2019年は須藤美貴さんが女性部門で6連覇をしており、男性部門でも2001年から2006年まで小林尊さんが王者でした。
予約やチケット購入は不要で、そこに行きさえすれば見れます。もちろん人はごったがえしていますが、直前に行っても見れないことはないです。
コニーアイランドはブルックリンにあるビーチエリアなので、雰囲気も楽しいです。
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独立記念日のイベントは他にもあり、2019年はオープンしたばかりのスタテンアイランドのエンパイア・アウトレットでイベントが開催されました。
また一日タイムズスクエア辺りをうろついていると、いつもと違う浮かれた雰囲気を味わうことができます。
星条旗柄の服を着ている子供を見かけたり、お店のディスプレイも旗がなびいていたりして、ニューヨーク全体が星条旗カラーに塗りつくされたような感じです。
初めてニューヨークへ行く人へのおすすめ観光スポット
ニューヨークへ行くのが初めてという人に、行っておくべき定番の観光スポットを紹介します。
ニューヨークへ行くならもっと見て欲しいところはたくさんあるのですが、またこちらのサイトで徐々にアップしていきたいと思います!
やっぱりブロードウェイミュージカル
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定番ですが、ブロードウェイミュージカルはやっぱり観た方がいいと思います。
チケットが安くはないですし、全部英語なら時差ボケで寝ちゃうかもと敬遠される人もいますが、ニューヨークに行って観ないのはもったいないです。
もちろんそんな心配はないクオリティの高さで、観客の盛り上がり方も全然違いますし、これが世界の俳優たちの憧れの場所なのかと思うと、興奮すること間違いないと思います。
遠くからでも自由の女神像
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もう一つ、ニューヨーク観光の定番といえば自由の女神です。こちらも是非おさえておきたいところ。
ただ遠くから全体像を見るのが美しいと思うので、わざわざ現地まで行って女神の王冠まで登らなくてもいいんじゃないかと個人的には思います。
個人的なおすすめは、マンハッタンのダウンタウンとブルックリンイケアをつなぐフェリーに乗ることです。
自由の女神像へは写真ほど至近距離まで行かず、遠くから小さく見えるという程度ですが、フェリーに乗って像を眺めたり写真を撮れば観光気分が盛り上がります。
ウォールストリートやトランプタワーを散策
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ニュースでよく見かけるウォールストリートにあるニューヨーク証券取引場や、トランプタワーに行ってみると、ニューヨークに来たという実感が湧きます。
ウォールストリートにある建物は荘厳で迫力があり楽しいですし、トランプタワーは 外だけでなくビルの中も金色なので見がいがあります。
警備がしっかりしていても一般人が気軽に入れるようになっているので、セントラルパークへ行ったついでなどに、少し入って見てみてはいかがでしょうか。
ナイアガラの滝まで足を延ばしてみる
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夏にニューヨークへ訪れるなら、少し足をのばして日帰りで行けるナイアガラの滝もおすすめです。
大迫力の滝はどのポイントから見ても絶景ですし、風の強さや音、水しぶきで滝を五感で感じ取ることができます。
ニューヨークから飛行機で2時間ほどなので、朝に出たら夕方には帰ってこられるスケジュールのツアーなどが多く用意されています。
ニューヨークのおすすめグルメ情報
ニューヨークでの食事でおすすめなのは、ミートボールとロブスターです。
ミートボールはニューヨーク内にいくつか店舗を持つミートボール専門店 、The Meatball Shopが有名です。
どんなミートボールが食べたいか用紙にチェックを入れていってオーダーするというスタイルのお店で、色んなスタイルの濃厚なミートボールを楽しめます。
味はかなり日本人向きだと思うので、そのうち日本にも上陸してミートボールブームが来るんじゃないんでしょうか!?
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もう一店、ミートボールのおすすめはセントラルパーク近くにあるJoanne Trattoria です。店の名前に聞き覚えがある人もいるのではないでしょうか。
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Joanne Trattoria はレディガガがご両親にプレゼントしたお店です。店の名前である「Joanne」はレディガガの本名で、ご両親が経営しています。
本人のイメージとはだいぶ違う落ち着いた雰囲気のお店です。 イタリア系の血筋をもつレディガガの家庭の味、 話のネタに行ってみてはいかがでしょうか。
味はしっかりしていて結構ボリューミーなので、しっかりお腹を空かせて臨んだ方がいいです。
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ロブスターを気軽に食べたい場合は、ロブスターロールもありますが、チェルシーマーケットの中にあるLobster Placeでロブスターを立ち食いしてしまうのがおすすめです!
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一匹まるごと蒸したてが食べられます。ロブスターロールよりも値段は高いですが、がっつり食べた満足感が得られます。
用意された溶かしたバターみたいなのをかけるのですが、筆者はやっぱり日本人の味覚なので、ここに再訪するなら醤油を持参したいと思っています。
ニューヨークへ行くならロケ地めぐりもおすすめ
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映画やドラマ、シットコムはお好きですか?
もしお好きなら、ニューヨークが舞台となっている作品のロケ地めぐりにぜひ行って欲しいです。
観たことがないという人も、ニューヨークへ行く前に舞台となっているドラマや映画を観てからロケ地へ行くというのもありだと思います。
女性に人気のドラマや映画だと、プラダを着た悪魔、SATC、ゴシップガール、アグリーベティーなんかが有名ですよね。
SATC で登場したティファニーやバーニーズ、トリニティ教会に行ってみたり、ゴシップガールでみたパレスホテルやセントパトリック教会、エンパイア・ステート・ビル、セントラルステーションでインスタ用に写真を撮るのもいいですよね。
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ニューヨークへ行こうと考えている人にぜひ観ていただきたい、筆者のニューヨークシットコムのおすすめは「30 ROCK」です。男女ともにおすすめです。
日本ではシーズン3までしか字幕のDVDが販売されていないのですが、エミー賞を連続で受賞するほど、質の高いコメディです。
アメリカが抱える社会問題を、驚くほど爽やかなコメディ仕立てにしています。
このシットコムはニューヨークにある放送局、NBCが舞台なのですが、ここで一般人がNBCスタジオを見学しにくるというシーンがでてきます。
筆者はこの見学ツアーに憧れて、実際にネットで予約を入れて見学に行ってきました。場所は夜景がきれいな展望台で有名なロックフェラー・センターです。
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もちろんツアーは全部英語で、最後には他の見学者たちと協力して数分のミニ番組をみんなで作成するという内容ですが、英語が流暢でなくとも、自分から出演者側をやってみたいなんて言いださなければ問題ないです。
会話テクニックを必要とされないカメラ担当というのもできます。できれば見学する前に、バラエティ番組のサタデーナイトライブも観ておくと、ここが舞台なのかと親近感が湧くかと思います。
ニューヨークへ行くならやっぱり夏がいい
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独立記念日は祝日なので、その日は例えば国連総本部などがお休みしているというデメリットもあります。
筆者が独立記念日にニューヨークへ行くことをおすすめする理由は、イベントの盛り上がりもありますがなんといっても気候がいいことです。なので独立記念日当日に行けなくても夏に行くのが得策です。
ニューヨークには感謝祭パレードや大晦日のカウントダウンなど、他にも盛り上がるイベントはありますが、結構寒いんです!
北緯でいうと東北と同じレベルなので、そういった寒さに強い地域の方なら問題ないのかもしれませんが、ニューヨークのベストシーズンはやっぱり夏。
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この記事でご紹介したようなナイアガラの滝観光や自由の女神をフェリーから見て楽しむといったことも、夏だから楽しむことができるアクティビティです。
他にもセントラルパークでピクニックしてみたり、ハイラインをお散歩してみたり、観光しなくてものんびり過ごすことができます。
独立記念日に合わせて休みがとれないという方も、ニューヨークへ行くならぜひ夏の時期に行ってみてくださいね。
またこちらのサイトで、ニューヨークの観光スポットなどについて詳しく紹介していきたいと思います!