2018年9月から建て替えのために閉館していた横浜ベイサイドマリーナのアウトレットパークが、約2カ月の延期の末にめでたく2020年6月4日にリニューアルオープンしました!
横浜シーサイドライン沿線は八景島シーパラダイスも営業再開しましたし、2019年9月にオープンしたブランチ横浜がある南部市場もあり、活気づいてきましたね。
今回は見違えるほどオシャレでスタイリッシュに生まれ変わった「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド」のレポートを紹介させてもらいます!
子供が遊べるところがいっぱい!「ファミリー」で楽しめるパークとしての施設が充実。
横浜ベイサイドエリアでの一番の見どころは、3階建ての斜面を利用したすべり台がある「ユニクロパーク」。三井アウトレットパーク横浜ベイサイドとは独立した建物です。
真っ白で清潔感のあるすべり台が3階から1階まで続いている光景は、子供達の心をわしづかみにします!
このユニクロパークは子供連れの人はもちろんですが、大人だけでも一回は行ってみて欲しいスポットです。
ユニクロパークの上には絶景の見晴らしスポットがあり、マリーナを一望しながら飲食もできる休憩できるスポットもあります。
1階から3階までかなり広く造られているので、子供の邪魔にならないように滑り台を滑ってみるのも楽しいです。
この白いすべり台は少し滑りにくい素材なのですが、一度小雨が降って斜面が濡れているととんでもないスピードが出て危険ですので注意してくださいね。
すべり台の脇にはボルダリング、クライミングと上るのも楽しくなる工夫がされていて、3階屋上には赤いロープでできたジャングルジムもあります。
ジャングルジムの中央はトランポリンになっていて、子供が大はしゃぎできるような遊具がいくつも設置されているんです!
ジャングルジムは少し大きな子供でないと難しいですが、3階には2歳くらいまでの子供に最適なトドラー向けエリアもありますよ。
ユニクロの建物は1階がユニクロ、2階がGU、3階がユニクロとGUのキッズフロアになっています。
店舗内には「UTme!」という自分がデザインしたTシャツ・パーカー・トートバッグがその場でできるというコーナーや、花束が390円(税抜き)から購入できるフラワーコーナーもあるので、店舗内を歩くだけでも楽しいです。
「UTme!」は写真や文字・ペイント・スタンプが使えるので、子供の落書きやペットの写真で記念に作ってみるのもいいですよね。
ユニクロとGUが一緒になった3階のキッズフロアには、ベビーが遊べるコーナーもありますよ。
もちろん子供が遊べる場所はユニクロパークだけではありません。
2020年6月時点ではコロナの影響で利用できませんが、ベビーラウンジ「うみのもり」も用意されており、赤ちゃんから大人までみんなが行って楽しめるレジャー施設になっています。
またオープン時点では当面休止中となってますが、「セントラルコート」では子供が遊べるポップジェット噴水も稼働する予定なので、夏場は特に楽しそうですね。
緑が広がるセントラルコートにはイベント時に利用できるボルダリングの壁もあり、飲食もできるので、ちょっとしたピクニック気分も味わえます。
家族で行くなら、ママが買い物している間にパパが子供と遊んで交代するというということもできるので、家族みんながハッピーになれるアウトレットになっていますね。
フードコートは神奈川県の人気店が凝縮。「食」だけでも楽しい新たな観光スポットに。
横浜ベイサイドのもう一つの見どころは、フードコートを中心とした「食」エリアです。
ベイサイドの建物はA、B、Cの3つのブロックに分かれているのですが、フードコートはCブロックの2階にあります。
ベイサイドのフードコートの大きな魅力は、神奈川県の人気店が多く出店しているところです!
中華街本店で餡入り焼きそばが名物の梅蘭、江の島の老舗でしらす丼が有名な江之島亭、 横浜白楽で魚介系つけ麺の白楽栗山製麺、横浜鶴屋町に本店をもつ塩ラーメンの本丸亭、江の島のロンカフェが出店しています。
どこもおいしいと評判で人気の店ばかりが一ヶ所に集まっている、とても贅沢な空間になっています。
江の島にあるフレンチトースト専門店ロンカフェでは、横浜ベイサイド限定で吉野こだわり卵を使ったサンドイッチメニューも提供していますよ。
吉野こだわり卵は奈良県吉野で水、エサ、環境など徹底的にこだわって産み落とされた卵で、ロンカフェのフレンチトーストにも使われています。
またフードコートのある2階から1階に行くとフードホールに出て、みなとみらいのチョコレート専門店バニラビーンズ、鎌倉の和カフェもみじ茶屋もあります。
ベイサイドのバニラビーンズでは生チョコ入りアイスやチョコレートドリンクといったアイスメニューがあったり、チョコのアウトレット品が売っている時もあるので、チョコレートファンは要チェックです。
筆者もバニラビーンズのチョコレートは大好きで手が止まらないので、アウトレット品は嬉しいですね。ベイサイド限定で不定期に販売されます。
鎌倉で人気のもみじ茶屋はメディアでも紹介された「抹茶ティラミス」が人気商品のちょっと大人なスイーツが楽しめるお店です。
2階の室内には赤ちゃん連れに便利な小あがりの席もあり、待ちも出るほど人気でしたが、おすすめは外のテラス席です。テラス席は1階にも2階にもあります。
エアコンはきいていませんがマリーナを見渡せながら食事を楽しむことができ、何より室内の喧噪から離れて少し静かにゆったりとした時間を過ごすことができるから快適です!
席は確保できてもどの店も行列で、注文するまでに15-20分は待たないといけないような状況でしたが、フードコートの江之島亭だけはしらすなどをのせるだけなので待つこともなく食べることができます。
期間限定ではありますが生しらすが食べられるので、クイックランチで済ませたい方にはかなりおすすめです。
Cブロック1階には「成城石井」のアウトレット店がオープンしているので、そこで買って外で食べるのも手ですね。
また神奈川県の名物というわけではありませんが、Aブロック3階には「ROCCA&FRIENDS CREPERIE to TEA(ロッカアンドフレンズ クレープリートティー)」 という大阪の人気店が関東に初上陸で出店しています!
素材にこだわったもちもちクレープで、平日にはガレットも食べられます。
国内最大級マリーナの景観が最高。「海」がテーマの開放感あるリラックス空間。
横浜ベイサイドマリーナといえば国内最大級の規模を誇るシティーマリーナ。
三井アウトレットパーク横浜ベイサイドはその景観をさらに楽しくさせる、海をテーマとした空間づくりが特徴的です。
フードコートのあるCブロック1階には「くじらの大屋根広場」という広い人工芝エリアがあり、マリーナを眺めながら雨の日でも濡れずに過ごせるようになっています。
アウトレットというと少し前までは買い物の場所という認識でしたが、今はテーマパークでもあり、ベイサイドに至ってはピクニック利用など雰囲気だけでも楽しい憩いの場所となっています。
横浜ベイサイドマリーナの独自イベントも魅力的
2021年の開催はどうなるか不明ですが、横浜ベイサイドマリーナでは以下のような年間イベントが開催されています。
マリーナならではのイベントを見学ついでに行くのも、海の雰囲気を存分に味わうことができて楽しいですよ。
これ以外にもアウトレットがオープンしたことで、体験乗船などのイベントは増えていくかもしれませんね。
春、ジャパンインターナショナルボートショー
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通常時だと春に開催されるジャパンインターナショナルボートショーでは、横浜ベイサイドマリーナ会場で体験乗船ができます。2021年は4月15日から18日の会期で予定されています。
マリーナピクニッククルーズや体験操船など楽しいイベントが予定されているので、詳しくはジャパンインターナショナルボートショーの公式サイトをご覧ください。
8月、もやい祭り
「もやい祭り」は通常だと8月中旬に開催される、船につけるもやいロープを供養するお祭り。
ビアガーデンスタイルのちょっとした夏祭りで、最後は小さな花火で締めくくられます。オーナーでなくても参加でき、子供向けのヨーヨー釣りなどのお店も出ますよ。
秋、ヨコハマフローティングヨットショー
ヨコハマフローティングヨットショーは、9月の終わりもしくは10月の初旬に開催される、日本で初めて開催されたヨットのフローティングショーです。
乗船体験もでき、まさにマリーナならではのイベントです。
有料体験が多いですが、無料の試乗体験もあるので事前にチェックしてみてくださいね。
12月、クリスマスイルミネーション
アウトレットパークでもイルミを予定していると思いますが、クリスマス時期には海の上でもヨットにイルミネーションが飾り付けられ華やぎます。
通常だと17時くらいになるとサンタがボートに乗ってやってくるという粋なパフォーマンスがあったのですが、2021年もぜひ実施していただきたいですね。
駐車場など混雑具合について
三井アウトレットは混雑する時はありますが、ピークでもアウトレットが見えたなと思ってから駐車場に到着するまで15分ほどなのではないかと思います。
家族連れの車の中には、奥さんと子どもだけ降りて先に向かっている人達も見かけられました。ただ車は停まることはなく、ゆっくりゆっくりずっと進んでいるので降りる時にはかなり注意した方がいいと思います。
駐車場はかなり遠いところだったので、電車で行ける人はシーサイドライン「鳥浜駅」から歩いて5分ほどなので、電車が便利です。
駐車場は30分250円で、税込み3千円以上の買い物で2時間、6千円以上の買い物で3時間は無料となります。
フードコートなどでも合算でき、レジに言えば都度つけてもらえるのですが、ユニクロとGUだけは合算ができず、ユニクロだけで3千円以上、6千円以上の買い物でつけられます。
駐車場を払いたくないけどそんなに買ってもいないというような人は、最後に成城石井で食材を買うといいですよ!
混雑時に行くときは見どころを抑えて効率よく!
およそ2年の閉館期間を設けてのリニューアルオープンをした三井アウトレットパーク横浜ベイサイド。
コロナの影響もありますが、それでもこの先1-2年は混雑が予想されます。
見どころとなるスポットは、「ユニクロパーク」「フードコート」「セントラルコート」「くじらの大屋根広場」です。
店舗も充実していて、COACHでは50%オフ(2020年6月時点)の案内も出ていましたので買い物が好きな人にはたまらないですね。
ただ特定店舗への入店時には消毒などの対策で行列ができてしまうので、人は多くなくても時間がかかると見込んでおいてください。
フロアガイドを見て、どうやって回っていくか先にイメージしておくと効率がいいと思います。
オープンから当面の間はコロナ対策で入場制限をしているので、明らかに混雑が予想される時は避けた方がいいかもしれません。
今すぐだと混雑しているので、コロナが完全に落ち着いてから足を運ばれる方が落ち着いてゆっくり楽しめると思いますよ。
電車で行くならシーサイドライン沿線にある「横浜・八景島シーパラダイス」「海の公園」に寄ってみるのもおすすめです。
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