かつて誰かが憧れていた未来だった、実物大の動くガンダム。横浜の山下埠頭では、2022年3月31日までの期間限定でガンダムの起動実験が行われています!
横浜港をバックにそびえ立つガンダムは圧巻の光景。ガンダムのストーリーを知らない人でも楽しめるイベントになっていますよ。こちらの記事では会場の様子や見どころなどを紹介していきます。
※2021年11月8日(月)~11月12日(金)はガンダムメンテナンスで全施設休業となるのでご注意ください。
GUNDAM FACTORY YOKOHAMAとは?
ガンダムはお台場にもいますが、こちらのガンダムのスゴイところは動くところ。動くロボットなら最近ではそんなに珍しくなくなってきているように思えるかもしれませんが、巨大な体がバランスを保ちながら動くということは、とてつもなく難しいこと。
そんな難関問題に挑戦しながら、かつての少年たちが夢を見た「動くガンダム」を具体化させるために、たくさんの大人達が協力して実現した「モビルスーツ起動実験」プロジェクトなのです。
ゆっくりポーズをつけて動くガンダムには、多くの人の苦労と夢、ストーリーが詰まっています。それを間近で体感することができるのが、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」です。
ガンダムファクトリー横浜のチケットは高い?
ガンダムファクトリー横浜に入るのは、チケットが必要です。13歳以上で税込み1,650円、7歳以上1,100円となっていますが、6歳以下は大人1名につき3名まで無料。
入場者特典として、7歳以上のチケット購入者にはガンプラがプレゼントされるので、すごく安いイメージです。もちろん特典が終了となったり変更になる場合はあるので注意してくださいね。
ガンダムを間近で見ることができるGUNDAM-DOCKTOWER観覧料金は、7歳以上3,300円です。ドックタワー観覧料金は、入場チケットを買った上でさらに必要な金額。
料金だけ見ると入場料の入場料の倍近くになるのですが、入れ替え制なので混雑することもなく、本当に至近距離で見ることができるので、ガンダムが好きな人にとってはむしろ安いくらいかも。動いている時にはタワー見学者の方へ顔を向けてくれます。
またガンダムと同じ目線で横浜の街並みを眺められるというのも魅力の一つ。ちなみにこちらも6歳以下は大人1名につき3名まで無料です。
動くガンダムのタイムスケジュール
ガンダムファクトリー横浜の大メインは、ガンダムが動いているところ。起動実験とスタンバイモードとあるのですが、絶対に見逃してはいけないのが起動実験。ゆっくりゆっくりポーズを決めてくれるので、写真が撮りやすいです。
スタンバイモードはポーズをしたまま、格納されていく様子を見ることができるのですが、起動実験に比べると動きが少ないので、どうしても時間がないという人は起動実験だけは外さず見てくださいね。
どちらでも足元にスモークの演出や、テーマ曲が流れたりして、映画のセットを見ているような光景が見られますよ!
タイムスケジュールの看板は、ガンダムと同じ目線に立った場合の右側(入口から入ると左側)にあります。2021年11月初旬の土日祝では毎時20分、45分に起動演出が始まりますよ。
10分前くらいになると、ガンダムの横のタイマーがカウントダウンを始めるので、その頃にはどの位置で見学するか決めた方が無難です。ちなみに起動実験の最後は、オードリー春日のトゥースのポーズで止まっています!
動くのを見る場所は間近で立ってみるのもいいですし、座るならカフェのテラス席前の階段は右側だけ座ってもいいスペースになっているので、家族連れならそこで座ってみるのがいいかも。
また2階から見ると海とガンダムのショットがクールなので、時間がある人は色んな角度から場所を変えて見るのがおすすめ。
2階からはみなとみらいの眺めも良く、デートで行くなら夜に行くのが良さそう。夜は19時最終入場で、20時までオープンしています。クリスマス時期はみなとみらいのイルミネーションも楽しめるので、大人だけなら子供の少ない夜がおすすめですが、冬の防寒対策はしっかりしていってくださいね。
ガンダムショップ、ガンダムカフェ、アカデミーも!
入場はチケット提示以外に検温もありますが、そんなに長蛇の列で並ぶようなことはありません。だけど、1階にあるガンダムショップに入るにはかなり待ちます。
入場する時に「商品購入券」という当日のみ有効の紙を手渡されるのですが、そこには一人一会計のみで、数量限定アイテムは1種1点までという注意事項が記載されています。日本だけでなく中国をはじめとした海外でもガンダムって人気ですもんね。
ショップには絶対に行きたいという人は、平日の夜を狙うといいかも。お隣りにはアカデミーもあり、模型が置いてあったりしますよ。あまり写真を載せると行く楽しみがなくなると思うので、省略します!
2階にはガンダムを眺めながら食べられるテラス席のあるカフェがあり、ハンバーガーやカレー、スイーツなどが食べられます。
カフェではガンダムファクトリー横浜のオリジナルボトルに入ったドリンクも売られているので、お土産代わりに買っていくのもいいかも。
ガンダムファクトリー横浜へのアクセス
ガンダムファクトリー横浜に駐車場はありません。みなとみらい線「元町・中華街」駅のマリンタワー口から、7分ほど歩いていくか、横浜駅などからベイサイドブルーという2連結になった青いバスで「山下ふ頭」まで出るか、となります。
新山下エリアには駐車無料の大型商業施設がいくつかあるので、大きな買い物があればついでにと思うところですが、会場までは結構歩きます。
観光スポットにとても近いエリアなので、横浜みなとみらいや元町・中華街を観光&散策がてら行くのがおすすめです。
ガンダムファクトリー横浜のガンダムは初代ガンダム
山下ふ頭にいるガンダムは、初代ガンダムであるところもムネアツなところ。アニメでは戦うことが目的だったガンダムですが、横浜にいるガンダムは未来への挑戦がテーマになっているのではないでしょうか。
どこか優しい顔をしながら、まっすぐ未来を見据えている、そんな姿を見ていると、これからの将来がどんな風になっていくのか楽しみになってきますよ。
会場の入り口には、ガンダムの原作者である富野由悠季氏のメッセージと共に、来場者のガンダムへの思いが書かれたメッセージボードもあります。原作者メッセージには、来場のお礼と共に、もっといいものを見せれなくてごめんなさいとまで書かれて、グッときます。
18mのガンダムは空を飛んだり、キビキビした動きはしませんが、将来この解決策を考えだして欲しいというメッセージなども含めて、このイベントは一見の価値があるのではないでしょうか。
期間中にどうしても行けないけど気になる!という人は、オンラインツアーなどもあるので、GUNDAM GACTORY YOKOHAMAの公式サイトをチェックしてみてくださいね。
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