まさかの新発見!「横浜ヨコハマ」との取材でみつけた横浜・八景島シーパラダイスの新事実

以下は、2025年6月3日にYahoo!ニュースでも紹介された記事のアーカイブです。

唯一無二の横浜特化型芸人「横浜ヨコハマ」。ボケ・ネタ作り担当の上仲さんは横浜市金沢区のご出身で、ツッコミ担当の新村さんは横浜市磯子区のご出身。コンビの特技の中に「横浜豆知識」があるほど、横浜を探求しようという意欲は尽きません。

今回はお二人の出身地である横浜市南部を語る上では欠かせない「横浜・八景島シーパラダイス(以下、シーパラ)」で、「なにかネタを追加してみませんか」と声をかけ、一緒に探してみることになりました。

鉄板フォトスポット、シーパラのマスコットキャラクター「シーパラ シー太(以下、シー太)」君オブジェ。シー太君はシーパラのオープンと同じ1993年生まれ。上仲さんは「自分が10歳の時に生まれたということだから覚えやすい」と感動していました。

シーパラで横浜ヨコハマの豆知識ネタ探し!

まずシーパラで“日本唯一”といえば、「サーフコースター リヴァイアサン」。いまのところ日本で唯一、コースの一部が海の上を走る“海上コースター”です。海の公園側からみると、水平線に沿ってかなり積極的に海の上に出ているのがわかります。

海の公園側から見た「サーフコースター リヴァイアサン」

ただこちら、パンフレットなどにも記載されているので、なかなか横浜ヨコハマが披露する豆知識というには少しレベルが低いかも。コースターの順番を待っている間の、ちょっとした話のネタにはできそうです。

かつてシーパラにあった日本一の高さのフリーフォール「ブルーフォール」。(画像提供:横浜・八景島シーパラダイス)

実はシーパラにはかつて日本一と誇るものがありました。それが2020年に終了したフリーフォール「ブルーフォール」。当時でフリーフォールとしては日本最高107メートルの高さから垂直に落下する、怖いけれども海の景色と風がヤミツキになるアトラクションで、上仲さんは降りたその足で行列にまた並ぶというのをリピートしていたといいます。

ちょっとした豆知識として使えそうな情報としては、ブルーフォールがあった場所。現在、海側にある回転展望型アトラクション「フライトイーグル」があるところなのです。

ワシ型ライドが特徴のアトラクション「フライトイーグル」稼働時。一番下の赤色の土台がブルーフォールの時にも使われていたものになります。

そしてこのフライトイーグルの土台はブルーフォールでも使われていたもの。遊具の一部としてではなく、遊具の下にある台の部分となります。

フライトイーグルは2020年に閉園した「としまえん」から移設されたもの。としまえんからは、ほかにバブルシューティングやバタフライダーの元となる遊具も移設されています。

手前のアトラクションが、としまえんから移設された遊具が元になっている「バブルシューティング」。

「これならネタとして追加できそうでは!?」と、横浜ヨコハマと取材前にお話ししてみたのですが、「もっとありそう。せっかくだからシーパラ広報さんにきいてみたい!」と新村さんからの強いご希望があり、シーパラ広報さんにもきいてみることになりました。

上仲さんから「実は無料でシロイルカがみられるところがある」と穴場スポットを教えてもらいました。場所はアクアミュージアムの外側。行かれる方は現地で探してみてください。

シロイルカやヒゲペンギンなど珍しいいきものや、海の上にある「うみファーム」の施設もそれなりに珍しいけれども、日本唯一ではないのでネタとしてはまだ弱そう。

年パスをリピートして利用している筆者でも知らないことがあるのだろうかと、なぜかシーパラを知り尽くした気でいる筆者に、シーパラ広報さんが周りのスタッフにきいて情報を持ってきてくれました。

「メリーゴーラウンド」の木馬のお腹には何かしらの文字が彫られている

シーサイドライン「八景島駅」から金沢八景大橋を通った時の入口に構える「メリーゴーラウンド」。広報さんから、1頭ずつお腹の部分に文字が書かれているという情報をいただきました。

果たして文字とは馬の名前か、制作者なのか、それともなにかの暗号なのか…。事実を確かめるべく、横浜ヨコハマのお二人と広報さんと一緒に、まだ動いていないメリーゴーラウンドを拝見させてもらうことになりました。

メリーゴーラウンド担当スタッフの方にご挨拶をして、早速拝見。果たしてその暗号のような文字は記されているのかどうか…。

馬のお腹には、確かになにかしらの文字が書かれています。でもなにが書いてあるのか明確にはわかりません。1992とあるので、おそらく年号。シーパラオープンはシー太君の誕生日と同じ1993年なので、その少し前ということになります。

メリーゴーラウンドの馬のお腹の一例。ネタバラシにならないよう、一部黒線で隠しています。

カリグラフィーを思わせるやや読みにくい文字で、英語とも言い切れず、人の名前のようだけど、制作者とは言い切れない。もしかしたら制作者が想いを込めて誰かの名前を刻んだ可能性もあります。

「公式サイトには『20世紀初頭の木馬専門彫刻作家たちの流れを受け継ぐ、アメリカ・サンフランシスコの木馬専門店で制作』と紹介されているんですよ」とメリーゴーラウンド担当スタッフの方。でも既に30年以上も前のこと。そこから真実をたどるのは難しそう。

「90年代」「サンフランシスコ」「木馬専門店」…。これだけワードが集まっていて、事実を追及できないわけがない。過去にリサーチの仕事をしたことがある筆者がこの取材をしているというのも、なにかの縁かも。もしかしたらシーパラになにか恩返しができるかも…。そんな勝手な思い込みがいいように動き、なんと真実が追及できたのです。

「なんかシュールじゃない?」と心配されながらも撮影に応じていただいた横浜ヨコハマの写真を見ながら、皆さんも新事実がなにか考えてみてください!

結果は――。

木彫りの馬を塗装した人の名前とその年号」でした。なにかの暗号でミステリーが解き明かされたのではと、期待させてしまったら申し訳ないです。期待してしまった方、ぜひシーパラのメリーゴーラウンドを題材に、お話でも作っていただけたらと思います。

実は今回、その文字は自分の名前だという人とつながったのです。30年以上も経って自分の作品についての問い合わせがあったことに興味を持って、少し取材に応じていただきました。お話を伺ったのはミレナさんという方。

お話を伺ったミレナさん(ご本人からの画像提供)

もう何十年も前のことであまり覚えていないのだけれども、その木馬は自分が塗装したものであることに間違いないと教えてくれました。

当時の写真を探して送ってもらいました。

ミレナさんはチェコ(当時のチェコスロバキア)からオーストリアに移住した後、サンフランシスコで仕事をみつけ、最初の10年はサンフランシスコのPier 39で木馬に塗装をする仕事をしていたとのこと。チェコではテレビのアニメーションスタジオでアニメ制作をしていた経歴をお持ちです。

ミレナさんからの画像提供

馬1頭を塗るのに10日間くらいかかっていたそう。塗装のお仕事はシーパラにある木馬の仕事が最後だったらしく、すごく大変だったけれども楽しいお仕事だったと語ってくれました。

馬は1頭1頭が手で作られ、丁寧に色づけされていったそう。(ミレナさんからの画像提供)

回転直前に馬のお腹を確認するのはおすすめできないですが、子供さんをメリーゴーラウンドに乗せる時にお話をすると、「1頭1頭が手作りなんだ!」ということでも親近感が生まれそう。

こちらの新発見については、シーパラ広報さん、横浜ヨコハマ、筆者の三者で発見したネタとして、いつかなんらかの形で横浜ヨコハマのネタかエピソードにしてもらえれば光栄です。

広報の方の情報提供はもちろん、横浜ヨコハマの探求心がそもそものきっかけになったことですので。

2019年に開催された音楽イベントでMCをするお二人。(画像提供:横浜ヨコハマ)

過去にシーパラで開催された音楽イベントで、MCをされたこともある横浜ヨコハマ。またひとつシーパラで思い出エピソードが生まれたこともなにかの縁。

記念に同じ場所で撮影をしてみました。

今回の取材では、筆者が「いま動き出したコースターと写真を撮りたい!」とお二人を走らせてしまったことなどもぜひ笑って許していただいて、また横浜市民を横浜ネタで笑わせていただければと思います。

横浜ヨコハマ

横浜市内を中心にイベントMCやネタ披露などで活躍中。

公式サイト:横浜ヨコハマ

上仲さんXアカウント:keminaka

新村さんXアカウント:yokoyokoniimura

横浜・八景島シーパラダイス

住所:横浜市金沢区八景島 横浜・八景島シーパラダイス
電話番号:045-788-8888(テレフォンインフォメーション)

アクセス:シーサイドラインの「八景島」駅から歩いてすぐ

公式サイト:横浜・八景島シーパラダイス

公式X:_seaparadise_

公式Instagram:seaparadise_official

水族館・アトラクションが遊び放題となるワンデーパスは、大人(高校生以上)5,700円

目的別チケットやキャンペーンの詳細は、公式サイトでご確認ください。

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