2026年1月9日、横浜・八景島シーパラダイス(以下、シーパラ)のアクアリゾーツ(4つの水族館)が、文化庁の「登録博物館」に登録されました。横浜市内の水族館・動物園としては、今回が初めての登録となります。
本記事では、2025年に同館で誕生した赤ちゃんや、新しくやってきた生き物たちを特集。過去にYahoo!ニュースに掲載された記事をアーカイブとしてまとめました。
※記事内の情報は取材当時のものです。赤ちゃんたちは現在それぞれに成長していますので、ぜひその違いも想像しながらお楽しみください。
バンドウイルカ赤ちゃん愛称発表会が開催!

「ふれあいラグーン」では、2024年の夏に3頭のバンドウイルカが誕生。3頭の赤ちゃんが同時期に生まれたのは八景島でも初めてのことで、3組の子育て風景が見られるのも八景島ならでは。2025年1月23日には、赤ちゃんたちの愛称発表会がユニークな形で開催されました。

赤ちゃんたちの愛称は、花を由来とした名前となっていることがヒントとなって、公式Xを中心に愛称の予想が繰り広げられていました。

注目したいところは、愛称発表のスタイル。お母さんイルカから会場にいる選ばれた人へボールがパスされ、受け取ったボールを見ると愛称が書かれているというキャッチボール形式です。
ラビンの仔の愛称発表では赤ちゃんを交えてのボール遊びが始まってしまい、仕切り直しが入ってしまいましたが、実は赤ちゃんがボールで遊ぶのはなかなか見られない貴重なシーン。それぞれの愛称が発表されると、イルカたちの鳴き声が空に響きました。

気になる赤ちゃんの愛称は、ラビンの仔が「わたげ」、ループの仔が「りおん」、アレカの仔が「ぽぽね」で、たんぽぽが由来となった名前。「たくさんの幸せ」という意味がこめられています。

実は母親イルカのアレカはなかなか授乳ができず、飼育員さんによる人口哺乳で授乳が行われていました。たんぽぽの根のおかげで授乳ができるようになっていったことも、由来のひとつになっています。
横浜にようこそヒゲペンギン!

「ヒゲペンギン」というペンギンをご存じでしょうか。ヒゲといっても、本当にネコやアシカのようなヒゲが生えているわけではありません。アゴの下にヒゲのような細い線の模様が入ったペンギンの名前です。
実はこちらのヒゲペンギン、シーパラが東日本で唯一の展示。2024年11月から仲間入りをしています。

帽子のアゴヒモにもみえることから「アゴヒモペンギン」と呼ばれることも。
シーパラでは、アクアミュージアムにいるオウサマペンギン、ジェンツーペンギン、アデリーペンギン、マゼランペンギンの4種類、そしてふれあいラグーンにいるケープペンギンと合わせて5種類いました。11月よりアクアミュージアムにヒゲペンギンが仲間入りして、全部で6種類となっています。

ヒゲペンギンがいるのは「LABO4」。ここにはアデリーペンギン、ジェンツーペンギン、オウサマペンギンと一緒に展示されているのですが、とにかく活発で泳ぎが速い。やんちゃな性格のヒゲペンギンが4羽仲間入りして、水槽の中がとても賑やかになりました。

LABO4の壁に比較表があるのですが、ペンギンは種類によって泳ぐ速さや潜られる深さがかなり異なるということがわかります。

ヒゲペンギンが仲間入りしたことで、また少し賑やかになったペンギンの展示。ペンギン同士を比較しながらよくよく観察すると、見た目の特徴も性格もこれだけ違うのかと驚かされます。
日本から遠く離れた極地エリアに思いを馳せて、ぜひシーパラでペンギン沼にハマってみてください。
オタリア赤ちゃんも見られる「ふれあいラグーン」

ふれあいラグーンでは2025年の8月29日に生まれたばかりのオタリア赤ちゃんが見られます。筆者は既に2回足を運んでいますが、親子で寄り添い合っている姿を見かける時は、心がほどけていくような瞬間です。

オタリアがいるのは「フレンドリーサークル」の奥にある「ヒレアシビーチ」。泳いでいない時は、観察デッキから見下ろすことができます。
オタリア独特の吠えるような鳴き声で、なにか親子で会話しているようだな…と観察していたところ、タイミングよく授乳が始まりました。

シーパラでのオタリアの出産は2年ぶり。こんな光景が見られるのもこの時期ならでは。行かれる方はぜひ足を運んで欲しいスポットです。
「フォレストリウム」にアメリカビーバー新展示ゾーン!

シーパラで、2025年10月から展示が始まっていた「アメリカビーバー」。2026年1月に新たな仲間を展示し、2頭となったアメリカビーバーたちの本格的な展示エリアが、3月7日(土)にオープンしました。
3月7日に誕生するのは、アクアミュージアム4F「フォレストリウム」内の新しい展示エリア。神奈川県では唯一となるアメリカビーバーの展示です。

自然界に近い環境を再現した新展示エリアでは、ビーバーが木をかじったり、枝を運んだり、泳いだりする姿を間近で見られるのがポイント。力強い動きや器用な前足の使い方、水かきを使って泳ぐ独特のスタイルも、じっくり観察できそう。
木が大好きなビーバーたちが夢中で木をかじる姿を見ると、その小さな体に秘められた力強さを実感します。

2025年の秋に展示が開始されたアメリカビーバーは、オス。2026年1月20日には、那須どうぶつ王国からやってきたメスの「ヤマブキ」の展示を開始しました。同じ展示スペースで暮らすオスのビーバーと、一緒に歩いたり泳いだりする仲むつまじい姿も観察できそうです。

本格的な水族館でありながら、ちょっとした動物園気分まで味わえるのがシーパラの大きな魅力。アトラクションを目当てに訪れる方も、ときには水族館エリアにたっぷり時間を割いてみると、新しい発見があるかもしれません。
「フォレストリウム」では、生き物たちへのごはんやりを体験できる事前申込制のツアーも用意されています。詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをご確認ください。

海に囲まれた開放的なロケーションのシーパラは、ただ歩くだけでも癒される絶景散策スポットとしてもおすすめです!
横浜・八景島シーパラダイス
住所:横浜市金沢区八景島 横浜・八景島シーパラダイス
電話番号:045-788-8888(テレフォンインフォメーション)
アクセス:シーサイドラインの「八景島」駅から歩いてすぐ
公式サイト:横浜・八景島シーパラダイス
公式X:_seaparadise_
公式Instagram:seaparadise_official
水族館・アトラクションが遊び放題となるワンデーパスは、大人(高校生以上)5,700円
目的別チケットやキャンペーンの詳細は、公式サイトでご確認ください。