Johnson Town(ジョンソンタウン)という街を聞いたことがあるでしょうか?
北米のどこかにありそうな響きですが、実は海外ではなく日本にあるのです。しかも沖縄とかではなく、埼玉県の入間市(いるまし)に。
ジョンソンタウンには平屋建てのアメリカンハウスが立ち並び、そこだけまるで映画のロケ地のような世界感があります。
今回はジョンソンタウンにあるパン屋「Koigakubo(コイガクボ)」を中心に、周辺スポットを紹介していきたいと思います!
Johnson Town(ジョンソンタウン)ってどんなところ?
Johnson Town(ジョンソンタウン) は埼玉県入間市、彩の森入間公園(さいのもりいるまこうえん)と富士見公園の間にあるレジデンスエリア。
オシャレなカフェや雑貨店が立ち並び、白い家並みと青々とした芝生の庭が写真映えするスポットです。
どの家にも高い塀がないのも景観の良さを引き立てています。
とても写真映えするスポットなのですが、レジデンスエリアでもあるので無断での撮影は禁止されています。
お店でも無許可での撮影を好まないオーナーもいるので、撮影をする前に許可をとらなければいけません。
なので都内から1時間ほどで行けるエリアなのですが、実はあまり知られていない場所でもあるのです。
なぜJohnson Townが埼玉県入間市にあるの?
ジョンソンタウン近くには、かつて「ジョンソン基地」と呼ばれる米軍基地があり、米軍ハウスとして建てられていったのがジョンソンタウンの元となります。
そこから戦争も終わって日本人も住むようになっていき、新しい街づくり改革がなされ今のようなオシャレな街になりました。
ジョンソンタウン内では英語を話している人はあまり見かけませんし、欧米人らしい顔つきの人もほとんど見かけません。
今ではアメリカンハウスの街並みに、日本のクリエイターやオシャレな飲食店オーナーが集まっているというような状態がほとんどのようです。
Johnson Town入口にあるKoigakubo
ジョンソンタウンは「彩の森入間公園」の入口にあり、そのジョンソンタウンの入口付近、大通りに面したところにあるベーカリーがKoigakubo(コイガクボ)です。
Koigakubo(コイガクボ)はグルテンフリー、国産米を100%使用した米粉パンが食べられるお店で、グルテンフリーのスイーツも販売しています。
店の中ではイートインもでき、アメリカンな雰囲気の中で種類豊富なジェラートも食べることができるんです!
Koigakubo(コイガクボ)の本格ジェラート
Koigakubo(コイガクボ)はベーカリーなのですが、店主がイタリア・フィレンツェの人気ジェラートショップで修業をし、2017年からジェラート販売も始めています。
滑らかな食感とくちどけがたまらないジェラートは、テイストによって印象がかなり変わるので何回も通って色々試してみたくなりますよ。
一番人気がプレミアムチョコレート、二番目がココナッツのジェラートで、乳製品を使っていないジェラートです。
店内奥にはハンモックやキッズスペースがあり、子供は日差しが優しく入り込む窓際でたくさんのおもちゃ、絵本に囲まれて過ごすことができます。
キッズスペース前の椅子はロッキングチェアになっていて、子供が遊んでいる姿を見守りながら、大人はコーヒーとパン、ジェラートを心ゆくまで堪能できます。
料金は自家製ジェラートにも関わらず、300円台で購入できますよ。
Koigakubo(コイガクボ)のおすすめ米粉パン
Koigakubo(コイガクボ)の米粉パンは無添加です。米粉パンならではのモチモチ感が癖になって、食べ終わった後にまた食べたくなる衝動に駆られます!
通常のベーカリーだと米粉パンはあっても1種類くらいなので、米粉パン好きなら色々選べるのはありがたくて嬉しいところ。
おすすめは埼玉県入間市ならでは、狭山茶(さやまちゃ)を使ったパン。
狭山茶のフレンチトーストは、米粉パンでフレンチトーストを作るとこんな感じになるのかという独特な食感も楽しめます。
他にもサンドイッチやワッフル、アンパンマンを再現したパン、ミニ食パンなど見ているだけでかわいくて、何を選ぶか真剣に迷う時間が楽しいです。
米粉パン食パンは生で食べても美味しいですが、トーストすると外はサクッ中がフワッとした食感が楽しめるので、迷ったらプレーンの食パンを買っていくのがおすすめです!
Koigakubo(コイガクボ)入間店のアクセス
Koigakubo(コイガクボ)入間店は店の隣に駐車場があります!
ジョンソンタウンの中にもコインパーキングがあるので、停められなかったらそちらも利用できますよ。
天気が良ければパンだけ買って入間公園で食べるのもいいですね。
入間公園の駐車場は広くて無料で、駐車場からコイガクボまでは歩いて2分ほどです。
ジョンソンタウンへの電車でのアクセスは、 西武池袋線「入間市駅」から歩いて18分ほどです。
2人以上なら潔く駅からタクシーで来てしまった方が早いですよ。
Koigakubo(コイガクボ)入間店住所 | 埼玉県入間市東町1丁目2-27 |
電話番号 | 04-2966-3409 |
Koigakuboへ行ったら寄りたい周辺スポット
Johnson Town(ジョンソンタウン)を散策!
ジョンソンタウンへ行ったことがない人は、ぜひ街中を散策してみてください。
そんなに広くないですし、雑貨店など面白い出会いがあります。
筆者が面白いと思ったのは、コイガクボからほど近いところにお店を構えるDodgebee(ドッヂビー)専門店「American Life Style Airman」。
Dodgebee(ドッヂビー)はフリスビーに似たフライングディスクで、子供や愛犬がいる方には特におすすめです。
買ったらすぐに近くの公園で遊べますし、種類が豊富なので自分のお気に入りデザインを探し出すことができますよ。
富士見公園
富士見公園はジョンソンタウンの奥にある公園です。
入間公園には基本的に遊具はありませんが、富士見公園にはカラフルでとても変わったデザインの遊具がたくさんあります。
シーソーやブランコもなんだかアーティスティックなので、子供がいる方は富士見公園へ遊びに行ってみてくださいね。複合遊具やローラーすべり台もありますよ。
富士見公園にも無料の駐車場があります。
彩の森入間公園
「ダ埼玉」と呼ばれる埼玉県が、イメージアップのためにつけた愛称「彩の国」。「彩」の字に、多彩な魅力の意味が込められています。
その彩の国に関連付け、調布にある入間公園と区別するためにも「彩の森入間公園」と名付けられています。
彩の森入間公園は元々ジョンソン基地のあったところで、横には航空自衛隊入間基地がありますよ。
遊具などはほとんどなく、広大な敷地には噴水のある上池と下池、BBQ広場と芝生広場、多目的広場があります。
池をのぞくと、たくさんの亀や魚がいて散策するのも楽しいですよ。
種類は少ないですが一応小さな子供が遊べる遊具もあって、「コバトン広場」には弾力のある白い遊具にのって遊ぶことができます。
「コバトン」は埼玉県の県鳥シラコバトがモチーフになった、埼玉県のマスコットです。
入間公園はランニング、ウォーキングに最適な公園で、春になると桜とチューリップが池の周りを囲むように咲き乱れてキレイです。
夏は朝でも結構暑いので、運動をする際は熱中症対策など気を付けてくださいね。
彩の森入間公園の中には「ジャクソンセンターOH」というカフェがあります。
エアストリームという高級キャンピングカーの中でドリンク、軽食などを販売しています。
コイガクボのパンを買って入間公園でピクニックする人は、ジャクソンセンターOHでドリンクを購入してもいいですね。
車内に入ることはできませんがテラス席やテイクアウトができ、夏季(2020年は8月30日まで)はビアガーデンもやっていますよ。
コイガクボは18時までしか営業していないので、夜は入間公園のビアガーデンに来てみるのもいいですね。
カフェの名前は、エアストリームが北米オハイオ州(OH)のジャクソンセンターで製造されているからかと思われます。
Holiday Talkでは他にも埼玉県内の情報も紹介しているので、こちらのリンクから読んでみてくださいね。