以前こちらのサイトでも紹介した横浜市金沢区にある「八景島シーパラダイス」。
八景島にある「丘の広場」付近では、梅雨の時期が近づくと神奈川県最大級2万株ものアジサイが見られます。
シーパラダイス自体は入場無料で楽しめるところなので、インスタなどで写真を撮ることが好きな人には特に行っていただきたいおすすめスポットです。
アジサイといえば同じ神奈川県内の鎌倉が人気ですが、鎌倉とはまた違った味わいのあるアジサイが楽しめるのが八景島の魅力です。
八景島の紫陽花をおすすめしたいポイント
筆者が八景島のアジサイをおすすめするポイントは、大きく4つあります!
・通常だと開催される「あじさい祭」では夜になるとライトアップがある
シーパラダイス「カーニバルハウス」から丘の広場へ上っていく道は、「あじさいの滝」と呼ばれるスポット。アナベルという白いあじさいが見られます。
筆者が初めてあじさいの滝に足を踏み入れた時は、思わず感嘆の声が出るほど美しい景色でした。
あじさいの滝では木々に囲まれた薄暗いエリアに、宝石がちりばめられたようなアジサイの花々が目の前に広がります。
まるで万華鏡を覗きこんだみたいに一歩一歩足を進めていくたび、見えるアジサイの色や種類が変わっていき楽しいです。
あじさいの滝は昼歩いていても木陰で涼しく心地よいエリアなのですが、あじさい祭りの夜になるとライトアップの演出があり、幻想的な景色に一変します。
残念ながら2020年は「八景あじさい祭」自体開催されていませんが、通常通りあじさいウォーキングは楽しめるようになっています。
・種類が多く、八景島オリジナルの紫陽花も見られる
あまり知られていませんが、実はシーパラダイスでは八景島オリジナルのアジサイが開発されていて、見ることができます。
オリジナルあじさいは公募で名付けられた「八景ブルー」、「八景ピンク」、「シーパラブルー」、「ブルーエトワール」の4種類です。
出典:PRTIMES
どれも品がよく、それぞれ個性的なアジサイですね。
特にシーパラブルーはシーパラダイスにある「メリーゴーラウンド」を思わせるようなかわいらしい形で、とてもシーパラらしいアジサイではないでしょうか。
あじさい祭ではあじさいの見どころスタンプラリーをやっていて、オリジナルあじさい達はゴール地点(シーパラシー太像の横)で見られます。
八景ブルーは、「丘の広場」団体バス発着所(八景ブルーの庭)で見ることができます。
・海をバックにした紫陽花の姿が撮れる
八景島内でアジサイが一番多く咲いているエリアは、「丘の広場」まで出る道中なのですが、実はそれ以外にも至る所にアジサイが咲いています。
海の青と空の青さを背景にした、まるでお菓子のようにカラフルな色合いのアジサイはとても鮮やか。
丘の上から海を見下ろすように撮る写真も素敵ですが、海に近いところに咲いているアジサイも美しいです。
海とアジサイのショットが人気のスポットは、西浜の「シーサイドガーデン」や、客船ターミナルの裏にある「シーパステル」です。
・丘の広場ではバラも咲いていて、バラと紫陽花の両方が楽しめる
アジサイが咲く6月は、バラもまだ楽しめる時期。
海が見渡せる「丘の広場/ブルーパラダイス」にはバラ園が広がり、旬は過ぎてもまだ美しく咲く姿が見られます。
丘の広場にある「幸福の鐘」付近ではユリも咲いていて、ラベンダーなどアジサイ以外にも初夏の花々を見ることができます。
とんびやうぐいすの鳴き声が聞こえる丘の上で海を見下ろしながら、ベンチに座りしばらくゆっくり花を眺めるのが最高です。
八景島シーパラダイス紫陽花の見どころスポット
八景島のアジサイ見どころスポットは、「丘の広場/ブルーパラダイス」や「あじさいの滝」、「シーサイドガーデン」、「シーパステル」だけではありません。
丘の上に通じる道はいくつもあり、「あじさい坂」や「あじさいの花道」でも道の脇にアジサイが咲きほころんでいます。
2020年はあじさい祭を開催していない為あまり人もおらず、可憐に飾られたあじさい坂などを独り占めしているみたいで、テンションが上がります。
子供なら声を上げて走りながら下っていきたくなるような坂道です。
あじさい坂の途中にはピンクアナベルが見られる「シークレットガーデン」と呼ばれるスポットもあります。
スタンプラリーをやっている時であれば「あじさい八景みどころスタンプラリーMAP」をもらうと、効率のいい周り方のガイドがありますよ。
八景島でアジサイ巡りをすると実はすごく歩くので、とてもいいウォーキングができます。
八景島自体が海に囲まれていて海風の心地良い環境なので、汗だくになって歩き回るということはないと思うのですが、適宜休憩をして水分補給をするようにしてくださいね。
蚊が多いわけではありませんが、蚊にさされやすい方は虫除け対策をしていくといいですよ。
花は毎日表情が変わっていて、その日や前日の天気や気温に寄っても、見える色や景色は刻々と変わっていきます。
あじさいは雨の中でさえ美しく映える花なので、人の少ない雨の日に出かけてみるのもいいのではないでしょうか。
八景島の丘は、梅雨の湿った空気にアジサイの花の柔らかさがしっとり溶け込み、森林浴ならぬ「あじさい浴」ができるスポットです。
例年、7月初旬頃までが見ごろとなります。
八景島へ行かれる方は、以前サイトで紹介した八景島の記事も合わせて読んでみてくださいね。
八景島シーパラダイスとは? この投稿をInstagramで見る 横浜・八景島シーパラダイス(@seaparadise_official)がシェアした投稿[…]